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雑草の言葉

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Category社会・経済 1/3

階級闘争

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貧しい家に生まれ子供の頃に辛い思いをしたので、努力して貧困を抜け出し金持ちになった・・・と言う「夢の実現」はアメリカンドリームのステレオタイプでしょう。貧困を抜け出して金持ちになった彼や彼の家族は物質的に豊かになったかも知れませんが、社会の貧困問題は何も解決していません。それどころか、彼のような「努力によって貧困から抜け出せた例」によって、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる、だから貧困は自己責...

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作られたタブー

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社会には、様々なタブーが存在します。そしてその中には、意図的に作られたタブーがあります。生まれ持っての身体的ハンディキャップや、江戸時代の身分制度由来のタブーは人道的な見地からタブーのままで(忘れ去られるのが)いいでしょう。それらとは別に、日本に限らず、世界中で、政府の政策に反対する事をタブーにされて来た歴史があります。「自由の国」とプロパガンダされて来たアメリカにも、実は政治的タブーは沢山ありま...

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ネット監視

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ネットを監視して、政府等の権力者の都合の悪い記事を掲載しているHPへのアクセスを禁止にする、サイト自体を閉鎖する・・・そこまであからさまではなくとも、都合の悪いHPや記事へのアクセスをしにくくする・・・「ネット監視」と言えば、多くの日本人は、先ずは中国政府を想起するかも知れません。しかし、それと同様な事は既に日本でも行われています。ネット監視は既に世界の常識で、ネット監視をしない国は殆ど無いでしょう。...

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日本に於ける陰謀論

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私が初めてまともな陰謀論らしい陰謀論を聞いたのは、インターネットなど無かった高校生時代です。どう言う脈絡か忘れましたが、仲の良かった幼馴染の1歳上の従兄弟が、彼がその頃社会の陰謀と感じていた事を教えてくれました。「政府やマスメディアは庶民に政治の事や社会の構造等から目を背けさせる為に、受験勉強やスポーツ、音楽、芸能等のほうに関心を持って行こうとしている。」という内容でした。もう既に大学の学生運動も...

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オール沖縄

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今回2014年末の衆議院選挙は、自民公明の与党の圧勝となりましたが、沖縄県では4つの小選挙区全てで自民党が敗退しました。基地反対(県内移設反対)の一点で保守、革新の垣根を越えてまとまった、いわゆる「オール沖縄」が沖縄知事選に続いて衆議院選でも4つの小選挙区全てで勝ちました。保守・革新が連合を組んだ事について、自民党などからは批判の声もあるようですが、何ら問題はないでしょう。重要な争点で一致して「政党連...

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衆議院解散2014の呼び名

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今回の衆議院解散に関しては、「意味が分からない」「何故今?」と言う声が多く聞かれます。解散の理由として、安倍首相は「消費税増税を先送りしたことへの信を問う」と言っていましたが、彼が消費税増税に当初より反対していたとは思えません。法人税を引き下げて、消費税を上げる・・・と寧ろ消費税増税には積極的だった筈です。今回、「アベノミクスの成功を確かな物とするために消費税10%を見送りました」と、経済成長を促進...

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貿易障壁のすすめ

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地球環境問題が叫ばれる中で、経済学会は勿論、環境経済学を論じる学者の中でもタブーのように論じられていなかった重要なテーマが「自由貿易論」です。・・・つまり、自由貿易をすすめる資本家、多国籍企業の傀儡である各国政府や(戦後のGATTからの流れを汲む)WTO[世界貿易機構]の意向に反するからタブー視されてきたのでしょう。物資を大量に移動し、生産することを可能にした石油文明の出現と、「自由貿易」という世界規模...

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市場経済に於ける政府の役割

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政府〔公的機関〕は、市場経済に対して、どのような役割を果たすべきでしょうか?政府自らの役割として自由則と禁止則のどちらに政策の中心を置くべきでしょうか?「小さな政府」と「大きな政府」のどちらが理想なのでしょうか?【議会制民主主義は経済をパンクするまで膨張させる】で論じたように、失業問題や景気対策としての「有効需要の創出」という役割は、政府の経済を膨張させ続ける事になります。つまり「大きな政府」は大...

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スラップ訴訟

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SLAPP[Strategic Lawsuit Against Public Participation 恫喝訴訟・・直訳;市民の社会参加に対する戦略的訴訟] とは、訴訟を起こしたり反対運動をしたり、政府や自治体の対応を求めて、公の場で発言したりしている権力を持たない比較弱者に対して、企業や政府など比較優者が恫喝、発言封じ、などを目的に起こす、報復的な訴訟の事です。つまり、反対運動等を鎮静化する為に、若しくは報復措置として(民事)訴訟を起こす事で...

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外部不経済の内部化は可能か。

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既存の経済学(玉野井芳郎氏の定義するところの「狭義の経済学」)では、公害・環境汚染を「市場の失敗」であり、「外部不経済」と捉えています。そして、市場経済のシステムを上手く構築すれば「内部化」が可能であると主張して来ました。即ち、狭義の経済学の枠内で処理、解決出来ると主張してきました。果たして既存の経済の範疇で「外部不経済の内部化」は可能でしょうか?『循環の経済学』では、「外部不経済の内部化」に意義...

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市場経済と資本主義

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社会主義、共産主義国家の『計画経済』に対して、資本主義国家は、『市場経済』であると言われます。市場経済における行動原理は自由則であり、「需要と供給の価格メカニズムで資源を最適に分配するシステムである」と言われています。この意味で市場経済は計画経済よりも優れているとも言えそうですが、この市場経済と資本主義を同一視してよいのでしょうか?商品の交換の起源について、アダム・スミス以来の常識化されている見解...

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人格者が必要とされる社会体制

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ある意味理想社会である、社会主義国家、共産主義国家は、指導者をはじめとした多くの国民が、私利私欲よりも公共の利益を優先する人格者と言う意味での優等生でなければ、理想国家としての運営は難しいと言われます。私もそのように考えてきました。某共産主義国家のように、指導者が贅沢の限りを尽くして、官僚の汚職が蔓延していれば、理想社会どころではなく、横暴な国王による専政君主制社会と変わりないでしょう。また、国民...

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グリーンウオッシュ

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 3.11以前は、原発がエコだなんてCMが良く流されていて、目にする度に非常に腹が立ったものです。確かに原発がエコだと言う宣伝は、最悪の詐欺行為です。しかし原発以外でもエコである事を売りにしている企業のCMは沢山あり、その殆どが本当にエコだとは思えません。イメージだけでどこがエコだかよくわからないものから、生産から廃棄までのライフサイクルを考えた場合に、ごく一部のところだけ捉えて「エコだ」と広告されて...

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公務員の立ち位置

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バブルがはじけた1990年代の頃でしょうか?どこかの市町村の役場の職員に、「民間はリストラしたり残業しなければ生き残れない時代になって来ているのに、公務員は残業も無しに安定した生活をおくれる事についてどう思うか」みたいな事をインタビューしているテレビ放送を見た記憶があります。インタビューを受けた公務員になりたての職員は「苦労して勉強して倍率の高い難関の試験に合格したのだから、当然の権利だ」…みたいな答...

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学歴

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福島県川俣町に、自給自足、自然農を営む『やまなみ農場』を夫婦で作り、30年間(有機農業10年、自然農業20年)百姓をしてきた佐藤幸子さんが、昨年講演会で話されたと言う内容の中に、学歴に関するとても興味深い面白い発言がありました。(ちなみに『やまなみ農場』の豊かな自然は、3.11の原発事故で失われ、現在佐藤幸子さんは「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表を務めています。)その内容は・・・ 佐藤家は...

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化石燃料のなくなった後の経済システム

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 地球の大きさは有限です。有限の容器の中での無限の成長は物理的に不可能です。化石燃料について無機成因説があり、地球の内部で無限に作られていると考える人々もいますが、掘り出すにもエネルギーがいることを考えれば、成因は大きな問題ではなく、拡大再生産可能であるかが問題となるでしょう。近年の石油等の開発状況から考えると(海面下1550mから更に5500m掘ってやっと油田があった等)、化石燃料は枯渇すると考えて対策を...

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膨張は崩壊のはじまり

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人類が他の動物と同じように自然にある物を採って食べていた頃、狩猟採取生活をしていた頃は、人口もそれほど増加はしなかったでしょう。その頃は石油等の地下資源によるドーピングもなかったので、分断されて人間が棲んでいた地域毎に、現在よりも遥かに小さな人口密度レベルで「飽和」してほぼ定常状態にあったと言えましょう。その頃の世界の人口は1千万人にも満たなかったと考えられています。農業の発見で人口が一気に膨張し...

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『欲』には色々な種類があります。支配欲、所有欲、自己顕示欲、金銭欲、名誉欲、食欲、性欲、睡眠欲、生存欲・・・その中で、殆どの動物が持っている『欲』は、生存欲でしょう。その生存欲と関連して、食欲、性欲、睡眠欲・・などが、動物の基本的な欲と言えましょう。動物に共通するそれらの基本的な欲に対して、人間特有の欲が、所有欲、支配欲、金欲、名誉欲などでしょう。・・・まあ、これらのうち、支配欲や所有欲などは、群...

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昔は貧しかったか?

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昔は貧しかった・・・とよく言われます。人類は常に進歩を続けていて、貧困解消の為に努力して、次第に豊かになってきた・・・だから、大雑把に言えば、昔は今よりも貧しかった・・と。でも、本当にそうでしょうか?・・・「今になって思えば、物質的には現在よりも昔は貧しかったと思える」・・・と言うだけで、20年前でも、50年前でも、100年前でも、200年前でも、自分が貧しい・・・と感じていた人の割合は、現在よりも多かった...

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相対貧困

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 みんなが住む家もなく、食べ物すら十分に食べられずに飢えているのであれば、みんなが貧しい・・・と考えられるかも知れませんが、そのような極限状態でもない限り「貧困」の感覚はかなり相対的なものではないでしょうか?貧困率にも色々定義があるようです。絶対貧困率は所得が貧困と認められる一定値以下の人口の割合です。世界銀行の定義では1日の所得が1米ドル以下に満たない国民の割合   とあります。貨幣経済が定着して...

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資本主義社会の企業の最大優先事項

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資本主義社会[Capitalist Society]において、一般の企業の目的は利益を上げる事です。そして、企業の最優先事項は、その利益を社員に還元する事ではなく、ましてや社会に還元する事でもありません。あくまでも投資家に利益を還元する事です。従業員の生活安定や豊かな生活は会社の安定の為です。従業員にいい給料を出すのは、企業が大きな利益が得られた報酬、またはこれから大きな利益が得られる見込みがあるからでしょう。企業...

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グリーンウォッシュ

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グリーンウォッシュ[Greenwash]とは、うわべだけ環境に配慮しているように見せかけながら、実際には環境に悪い影響を与えている企業の活動や商品の事です。現在の日本のエコのCMの殆どがグリーンウォッシュに感じる・・と言ったら穿った見方でしょうか?エコを売り物にして企業が儲ける事は決して悪い事ではないと思います。それが本当のエコロジー[ecology]・・・即ち、生態系を考慮した、人間生活と自然との調和を考慮した活...

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レバレッジ社会

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金融には興味が無かったので、金融でのレバレッジと言う言葉の意味は、リーマン・ブラザーズ倒産に端を発する今回の金融危機がアメリカで起こるまでは知りませんでした。 レバレッジ[leverage]の原義は“テコ”です。テコを使えば小さな力の投入でも重いものを動かす事が出来ます。その“テコ”と言う名前を冠した、金融でのレバレッジ効果とは、テコの原理のように、少ない自己資金で大きく投資出来るような仕組みです。他人から借り...

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自由競争、市場経済は正常に機能してるか?

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 ~自由市場経済と言う名の虚構~20世紀に出来た社会主義国家の多くは20世紀の終わりには崩壊していました。現在世界の大部分の国が、一応資本主義体制をとり、自由市場経済の形をとっています。しかし、本当にまともな自由市場経済体制がとられているでしょうか?私は、フェアな自由競争だとしても、この資本主義社会、自由市場経済体制は、数々の制約をつけなければ崩壊すると考えています。・・しかしそもそもその前に、現...

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GMはどうやって巨大企業にのし上がったか?

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今年に入って、クライスラー社に続いて、アメリカ自動車最大手GMも経営破綻しました。ほんの数年前まで世界の自動車産業のトップを走っていたと言われるアメリカ自動車業界のビッグ3のうち2社が今年そろって経営破綻した事になります。。GMは、アメリカ巨大産業の象徴で、「絶対に沈まない」と言われて来ましたから、今回の破綻をタイタニック号の悲劇の如く言うマスコミもあります。アメリカの象徴産業が破綻したという事は、ア...

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グリーンニューディール政策

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ニューディール政策は、先の1929年に起こった大恐慌を克服しようと当時のアメリカ合衆国大統領ルーズベルトが行った政策です。政府が公共事業を中心に財政支出を行い、経済を活性化させるというケインズ理論による政策です。当時の公共事業とは、勿論公共工事中心で、テネシー川流域開発公社を作ってダム建設をしたり、道路、鉄道、空港建設などを行い雇用対策、景気活性化対策としました。・・・高度経済成長時代の日本が最近まで...

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成長志向

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 普通、人間には向上心があり、昨年より今年、今年より来年は良くなろう・・・と考えます。現状と比較して、次はもっとよく・・・と言う成長志向はある意味向上心を持った人間の普通の欲求でしょう。勿論私もかつては野心の塊でした(笑)『人間の欲望は切りが無い』と言われる所以です。 さて、経済、GDPは成長率ばかりが注目されます。これは成長志向の人間の性[さが]として当然のことと言えば当然ですが、非常に危険な発想です...

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マイナス成長

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ここのところ色々な機関が、経済見通しを発表する度に成長見通しを下方修正しています。IMF[国際通貨基金] が1月末に発表した世界全体の2009年のGDPの実質成長見通しは、0.5%と、第二次世界大戦後最低の予想となったとニュースは伝えています。(因みに2010年の見通しは3%だそうですが・・何をおっしゃるうさぎさん、こんな数値はあってなきに等しいでしょう。あてずっぽうのレベルとそんなに変わらないでしょう。色んな...

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ニーズ開拓なんてするよりも

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 現代の無節操な自由経済社会には、不要な仕事が溢れています。バブルで一時的に膨れ上がった経済に洗脳された人々がそれぞれ文明的な快適な生活と言う、ドーピング漬けの生活を望むが故に、様々な不用な仕事が創造されています。 それぞれの職業の中にも、仕事の内容によって、必要のあるものないものあるでしょう。不用な仕事はやる必要がないのに、そんな仕事こそ、労働時間も多めになって残業も多いという矛盾構造を抱えてい...

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ドーピング社会が普通だと思い込んでいる人々

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 動物が生まれながらに持っている本能を最も持っていない動物がヒトだと言われています。人は生まれてから後天的に獲得した知識や体験から世の中のしくみを体得していきます。本能も行動に規制をかけるでしょうが、人間は生まれてから育つ間に多くの知識を身に付けて、行動の判断基準にしていきます。 さて、現代社会はドーピングされた不自然な社会で持続可能ではない事はこれまで論じてきました。・・・・【ドーピング社会】【...

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