雑草の言葉

雪下野菜が春の顔を出した

2023/03/01
作物、畑 6
雪下野菜】2023/01/17  の続編です。
 2月末になって、晴れた日が続き、最低気温は相変わらず氷点下ですが、最高気温が10℃を上回りました。雪に埋もれていた雪下野菜が、1月半ばから1ヶ月半振りくらいに顔を出しました。
茎立菜23年2月28日その3
茎立菜。
1月半ばに収穫して、荒れているけれど、これから葉がどんどん出るとの事。


 茎立菜はこれからが本番で、また新たな葉がどんどん生えて育ってくるようです。この菜葉はとても美味しいので楽しみです。
茎立菜23年2月28日その2
  ここの茎立菜はもう収穫できそうです。

 一方、蕪は、大根と同じで、雪解けまで畑に置いておくと凍って染みて喰えなくなると思っていました。
大根23年2月28表庭
  ↑大根。冬を越して、地上部は染みて茶色っぽく変色して食べられない状態。
  ↓一方、蕪は、染みてなく色も白く、美味しく食べられました。
みやま小蕪23年2月28日その1

 雪の中から顔を出した蕪は、見掛けが大根と違って大丈夫そうだったので、食べてみたら、十分にいけました。土に隠れていないで雪に直接接していたのに、凍って染みた感じのもありましたが、そうでない白いままのものは、生でも十分に美味しく食べられました。辛味がほとんど無いのが残念でもありましたが、甘くて美味しく食べられました。大根と違って、雪の下の土の上でも冬を越せたのは、思わぬ誤算でした。
これで、冬場の野菜・果物の自給率も上げられそうです。

みやま小蕪23年2月28日その2動物足跡
  このみやま小蕪の横の雪に動物の足跡がついています。
 我が家は、一応田舎町の真ん中にあるし、塀で囲まれているので、よく来る哺乳類は猫くらいしかいません。
他の動物が来ているのなら、嬉しく思います。イタチか??


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Comments 6

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たっきー

おはようございます

やはりところ変われば!
畑にこんなにゆきがあるんですねー

ワタクシの暮らす信州伊那谷は、元々そんなに雪が降る土地柄ではありませんが、今年は特に少なかったかもしれませんね

里にはほとんど雪がありません、秋に収穫できなかった野菜は凍で全部ダメですね、一度収穫して、土を掘って室に保存するのが信州伊那谷の風習です、数年前に女房殿の実家では、室に保存していた大根をネズミにかじられて全滅だったようです

2023/03/01 (Wed) 07:19
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: おはようございます

私の住む会津地方の北部から中部、会津若松市周辺も今年は特に雪が少ない年です。
今年の2月末の積雪の感じは、昨年の3月末の感じです。
もう畑を覆っていた雪がほぼ融けるとは思いませんでした。
会津地方でも西南部の只見の方はまだまだ積雪が多いと思います。

>秋に収穫できなかった野菜は凍で全部ダメ

普通、そんなイメージでしたが、みやま小蕪と茎立菜は大丈夫でしたので驚いています。これからは毎年越冬に種を蒔こうと思います。

>一度収穫して、土を掘って室に保存するのが信州伊那谷の風習です、

会津地方もそうですよ。どんな「室」かはわかりませんが、大根は、直接畑の土に埋める場合も多いです。その場合放っておくと、春に芽を出して花を咲かせるので、種採りします。

>数年前に女房殿の実家では、室に保存していた大根をネズミにかじられて全滅

それは悔しいですね。冬は動物も餌がなくて必死なんでしょう。

2023/03/02 (Thu) 07:53

雪中野菜?雪埋め野菜?

先月半ばごろの新聞に、札幌の方が、おすそ分けの「雪中野菜」のおいしさのことを投稿されていました。雑草さんの「雪下野菜」のこともあって、興味深く読みました。
「秋に土から引き抜いた大根などを雪に埋めておき、雪を掘って出したもの」だそうで、作業の手間をかけたおいしさですね。
同じ方法での越冬野菜「やまがた雪ノ下野菜」のサイトでは
「雪の中は0℃、湿度90%、暗闇という安定した環境で、氷点下の寒波から守ることができる。半休眠しながら熟成するのでおいしくなる」として紹介しています。

雪は被さっていない我が家の「のらぼうな」は防虫ネットトンネルも何もしていないので、頭のいい鳥が来て、2株丸坊主にしてしまいました。

2023/03/03 (Fri) 10:41
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 雪中野菜?雪埋め野菜?

>「雪の中は0℃、湿度90%、暗闇という安定した環境で、氷点下の寒波から守ることができる。半休眠しながら熟成するのでおいしくなる」

なるほど、冷蔵庫よりも安定していていいかも知れませんね。
私もその「雪中野菜」をやった事があります。大根の葉の部分を取って(葉の一部は塩漬けにして納豆と一緒に食べたと思います。)葉が付いていた方を上に縦(上下)に並べて(大根がなっていた状態を密に並べて、深く埋めた感じです。)埋めて置き、春先に掘り出して食べました。確かに美味しかった記憶です。全部は掘らずに暫くして掘ろうと思ったら、茎が伸びて来て、土の中の大根は少ししぼんだ感じでした。大根があんなに太いのは、翌年の芽の栄養だったのですね。端の方の大根をそのまま数本埋めっぱなしにしておいたら、小さな白い花が沢山咲き、夏に大根の種を採りました。それ以来、大根の種採りをしています。

>我が家の「のらぼうな」は防虫ネットトンネルも何もしていないので、頭のいい鳥が来て、2株丸坊主にしてしまいました。

それはご愁傷様でした。カラスなどは、土に埋めた生ゴミも掘り起こしますね。私は食えそうな生ゴミは土の上に残して、残りはスコップで切り刻んで土と混ぜています。鳥も喰える分と喰えない分の区別が付いていいでしょう(笑)

2023/03/04 (Sat) 08:38

guyver1092

野菜の越冬

 三重県では、雪は積もったら数日で溶けるのが当たり前ですので、雪に埋もれていても大丈夫だったのには驚きました。。
 元々の地元の野菜はこの様な形の越冬もできてしまうのですね。

 

2023/03/05 (Sun) 21:26
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 野菜の越冬

蕪は、大根よりも地上部の割合が多く、ほとんど地上に顔を出しているのに染みないのは、多くの炭水化物を糖に分解するからでしょうか?大根とは違った食感の成分の為でしょうか?理由を知りたいものです。
 この「みやま小蕪」は固定種専門の「野口のタネ」からネット販売で購入したものです。野口のタネで、育成した野口のタネ自慢の品種です。現在採種は北国岩手で行っているようですので、寒さに強い品種になったのかも知れません。
これから毎年採種して育てようと考えています。

2023/03/06 (Mon) 06:54
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト、「経済成長信仰」と「科学技術信仰」とによって、飛行船地球号は破裂して墜落を始めるのも時間の問題。
あくせく働いて破局に向かって突き進むくらいなら猫のようにその日暮らしをする方がよっぽどいいではないですか。脱成長によってゆったり暮らすことができる社会の実現を!
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