茎ごともいで食べる
茎立菜は会津地方のローカル野菜なので、市販の本にはあまり載っていませんが、野口のタネから購入した『固定種野菜の種と育て方』に、ノラボウ菜が載っていました。ここにコメントを下さるHN 虹さんによると、茎立菜とほぼ同じ種類の葉茎菜類です。その本によりますと、「春、20cmくらいにとう立ちしたものを折って収穫」とありました。

30cm物差よりも高く伸びてしまった茎もありました。
更に「とうを折った後に出てくる腋芽も美味しく食べられます」とありました。 早速外の畑でとうの高さを測ったら、既に30cmを越えたものもありましたが、その長いとうも含め、20本ほど収穫してみました。

この日の収穫は茎ごと。
もうつぼみが黄色く色付いているものもあります。
茹でて食べてみたら、長く伸びてしまった茎も、そんなに硬くはなっておらず、美味しくいただけました。

いつも食べ足りない感じでしたが、
この日はたくさん収穫して、茹でたら丼いっぱいになって
酒(焼酎)と一緒に満足するまで食べられました。
茎立菜は、晩秋から葉を収穫できて、雪下を掘っても美味しく、春にとうが立ったら、それも収穫できて、更にその後に生えてくる腋芽も食べられるのです。晩秋から春にかけてずっと長い間収穫できるのです。素晴らしいではないですか!これからは冬〜春にかけての葉茎菜には困らないかも知れません。いい伝統野菜に出逢いました。
お裾分けも出来そうです。

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