長期戦を辞さない・・?
【NHK NEWS WEB ロシア軍事侵攻4月30日の動き】

ゼレンスキーは何てことを言うのでしょう!?
停戦の条件が少しくらい不利でも、他に何らかの意図を持ってこんな発言をしたとしても、さっさと停戦することが国民の為でしょう。
戦争の責任者となる人物は、往々にして、戦争が不利な状況では停戦したがりません。責任を負わされるのが嫌なのでしょう。しかし、一般市民からしたら、たとえ国が戦争に負けたとしても、空襲などで攻撃されて、死の恐怖と背中合わせでいるよりはマシでしょう。現代は昔と違って、戦勝国が敗戦国をジェノサイドしようなどとはしないでしょう。いくらプーチンが狂犬だとしても、敗戦国の一般市民まで、無差別に戦争責任の罪に問うことはないでしょう。ロシアがウクライナに戦争責任を問うとしても、ゼレンスキーやその周辺の数名(数十名)程度でしょう。 ゼレンスキー大統領は、第2次世界大戦でフィンランドが当時のソビエトに領土を割譲した歴史を念頭に「そのような機会が訪れることはないだろう」と述べ、ウクライナがロシアに対して領土を割譲する形での和平はありえないという考えを示したとの事です。しかし、領土を割譲してでも、勝ち目のない戦争は直ぐに止めるべきでしょう。
ゼレンスキー大統領は4月29日夜に公開した動画で犠牲者に哀悼の意を表した上で「ミサイルを発射し誘導した人間。テロのために船や航空機を操縦した人間。命令した人間だけでなく、全員がテロリストであり殺人犯であり罰する必要がある。」と強く非難したそうですが、戦争を続行しなければ、このような犠牲者は出なかったのです。その意味で、多くのロシア人を「テロリスト」「殺人犯」呼ばわりしているゼレンスキー自身も、その「殺人犯」の一人と言えるのでは無いでしょうか?結果としてゼレンスキーは、アメリカのバイデンのロシアに対する挑発に乗った訳ですから。

ゼレンスキーもバイデンもプーチンも戦争をしたいのならば、先ずは自ら、戦場の最前線に行くべきです。自分は安全な場所にいて、一般市民を兵士に仕立てて最前線に送り込むって、非常に不公平なやり方では無いでしょうか?
昨年何度か開かれた停戦調停には、(イギリスやアメリカの反対もあって)ゼレンスキーも積極的では無かったようですし、ロシアに少しでも譲歩しようとしたウクライナからの停戦交渉参加メンバーは、ウクライナ国内で、同胞に殺害されたという情報もあります。
一般市民を巻き込んで、犠牲にしてまで「長期戦を辞さない」などと言う権利があるのでしょうか?個人どうしの争い事ならば、長期戦を辞さなくても良いでしょうが、現代の一国の首相が口にすべき言葉では無いでしょう。
プーチンとゼレンスキー、もしくはバイデン個人が、無人島で「長期戦」をしていればいいでしょう。
ウクライナが戦争に勝っていると言うのは、西側の偽情報だと言う情報もあります。【ウクライナの終焉を告げるリーク情報 賀茂川耕助のブログ】
「ウクライナが勝てない事は確定している」とさえ断言しているサイトもあります。 『決着ついたウクライナ戦争。今後どうなる?/田中宇』
・・これはちょっと眉唾でも、ウクライナが、反転攻勢するのは難しく、苦戦している事は間違いなさそうです。
戦争が既に1年間以上続いたことは、ウクライナの一般市民にとっては非常に辛く困難な事態ですが、この戦争が何年間も続いたら、市民にとって、たまったものではありません。
ロシア国内では、プーチンの戦争に反対しているロシア国民が多いように、ウクライナ国内でも、「反転攻勢」するまで「徹底抗戦」する姿勢のゼレンスキーに不満を持っているウクライナ国民も少なく無いのでは無いでしょうか?
平和を望む一般市民の為にも、一刻も早く停戦すべきだと考えます。
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