雑草の言葉

来年ポットは大丈夫か?

2023/06/23
作物、畑 4
 私の家庭菜園はズボラですが、それでも色々な拘りがあります。その一つは、脱プラスチック・・・とまでは行きませんが、なるべくプラスチックを使わない、使うとしても、廃品の利用に限るということです。昨年の記事【家庭菜園如きで黒マルチ】2022/08/11  に書いたように、有機無農薬を謳っているプロの農家でも趣味で有機無農薬の家庭菜園をやっている素人でも、プラスチックを使うことに躊躇しない人が多いことが残念です。

 以前、ミニトマトなどの苗を差し上げた甘味処に次に行った時に、来年また使うので空いたポットを返してほしい旨を伝えたら、「苗を植えたその日に捨ててしまいました」・・と答えました。ポットは、スーパーのプラパックと同じような使い捨て容器と同じ認識なのでした。彼だけでなく、苗をポットで購入する人の多くが、苗を定植すればポットはもう不要で、捨てているようです。世間では、SDGsとか言っててもこの程度なのです。(その当時はまだSDGsは流行っていませんでしたが・・・)

 私は、原則苗は種から育てていますので、作物の苗は滅多に購入しません。買うのは(果物の)木の苗とか、定植の時期になって急遽追加で栽培してみようと思った苗くらいです。
(出来ることなら木も種から、若しくは挿木で育てたいものです。)

定植後のポットを洗う23年
 今年種を育てたポット。定植後に洗って、来年また使います。

 兎も角、苗をポットで購入することはごくたまにありましたが、自分で種を蒔くプラスチックのポットをわざわざ購入したことは1度もありません。これからもその積もりは毛頭ありません。
 プラスチック製のポットはだいぶ安く売っているようですが、ポリシーとして(ちょっと大袈裟か?)プラスチック製のポットだけでは購入しません。苗を差し上げた方には、
「お礼は入りませんから、苗を植えたらポットはお返しください。また、他から苗を購入した場合は、そのポットも下さい。それが何よりです。」
と伝えてあります。
(実際は色々お返し物を下さる方が多いのですが・・・)

ポットも数年経つと劣化してくるので、割れ始めたら、マイクロプラスチックになる前に廃棄します。

 毎年作る苗の数が増えてきて、ここ数年は200個以上のポットに種を蒔いているので、ポットが足りなくなってきました。毎年作物の品種によってポットの色を変えたりしていたのですが、その余裕も無くなりました。今年は、早めの3月の初めに種をポットに蒔きました。ポットの数はキリギリ間に合いました。その後、不足になった苗や、5月以降に種を蒔く、晩成種の種は、プラスチック製のポットが不足したので、紙ポットに蒔きました。
・・紙ポットは、トウモロコシなどのヒゲ根の単子葉植物やオクラや四角豆のように、定植の際に根を動かすと成長が悪くなる繊細な作物に使っていました。しかし、今年はプラスチックのポットが不足して、4月以降の追加の種はほとんど紙ポットに蒔きました。
紙ポット23年
紙ポット。苗はポットから出さずにこのまま土に埋めるので、定植時に根が痛みません。
 植え替えの時に根を弄ると成長が著しく悪くなる作物は、紙ポットか直播です!


紙ポットに蒔いたモロヘイヤ23年
 発芽した、紙ポットに蒔いたモロヘイヤ
 デリケートでは無いモロヘイヤの根は、いじっても大丈夫なようですが、
プラスチックのポットが不足していたので・・Orz...


紙ポットに入れたまま定植した四角豆23年
  紙ポットのまま定植した四角豆の苗

 こりゃあ、来年はポットが足りなくなりそうだ・・・どうしよう?意地でも購入したくはないから、また紙ポットに蒔くしかないか、・・・しかし紙ポットは長持ちせずに、1ヶ月以上も経つと破れたりカビが生えたりするからなあ・・・と来年のポットのことを憂慮していました。
 その矢先、5月下旬あたりから、ポットを返してくれる人が、別に購入した苗のポットも沢山持ってきて下さって、どんどん貯まってきました。これなら、来年もポットは間に合いそうです。長年声をかけ続けた甲斐があったと言うものです。
綺麗に洗って返して頂いたポット23年
  今年苗を差し上げた方から、返して頂いたポット。
 ネームプレートまできれいに洗って、返してくださいました。

  別に購入したポットを沢山持って来て下さった方もいました。
  この後、何人もの方がポットを持って来てくださって、プラスチック製のポットはかなり貯まりました。


みなさん、有難う御座いました。これからもプラスチックポットは購入いたしません。全て廃品の再利用で賄っていきます。・・自己満足の域かも知れませんが・・・。
 
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Comments 4

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K.Miyamoto

☘雑草Z☘ さんこんにちは

いい拘りですね。雑草Z さんは肥しも購入されないと思いますが、
拘りを持たないとプラ製品がどんどんたまりますね。
農地を相続して70代の手習いで畑仕事もどきをカミさんが始めています。
私は仕事の合間、たまに見に行っていますが、勤めが優先になつてこだわりどころか、
やる気が爪の垢ほどもないので、こだわりを持って農作業にいそしんでおられる
雑草Z さんが眩しいです。

2023/06/27 (Tue) 16:31
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: ☘雑草Z☘ さんこんにちは

ズボラなのに色々拘りがありますが、強迫神経症的かも知れません(笑)

>農地を相続して70代の手習いで畑仕事もどきをカミさんが始めています。

農地を持っていらっしゃるのは羨ましいです。広過ぎるでしょうから、他の方にもお貸し出来ればいいですね。
かく言う私は、自分の家の庭では足りないので、農家の土地もお借りしてやってます。

>勤めが優先になつてこだわりどころか、

そのお気持ち、十分に分かります。実は私も借りている土地を一旦増やしたのですが、退職後に、手当は少ないのですが、非常勤として、昔からやってみたかった魅力的な仕事の話が次々に来たもので、躊躇なく引き受けて、借りている土地は縮小しました。だから現在やっている畑は合わせて1a≒1畝(10m×10m)程度です。

2023/06/28 (Wed) 07:54

青っチャン

もったいない

ネズミの額ほどの菜園を庭で楽しんでいます.
夏野菜の苗を育てるのに種まきの時期は地温がまだ低いので,どうしてもプラスチックポットを使います.
雑草Zさんのような高邁な考えが有るわけでは無かったのですが,ただただ1回使っただけで捨てるのは「もったいない」と思い,来年用に庭の片隅に置いてました.
土に汚れたままで夏の強い紫外線にあたり2〜3年でボロボロになってしまいました.
最近は移植後プラスチックポットを洗って物置にしまうようにしています.
そうするとほとんど劣化せず10年は保つのじゃ無いかと思うくらいです.
家庭菜園で循環させようと思っているのにプラゴミを出して平気じゃ困りますよね.

2023/06/28 (Wed) 09:58
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: もったいない

>ただただ1回使っただけで捨てるのは「もったいない」と思い,

 私も同じ気持ちです。ポットに限った事ではありませんが、使い捨てのプラスチック容器のほとんどが、1回だけ使って捨てるのは勿体無さ過ぎです。石油の浪費です。レジ袋を廃止したくらいでは、プラスチック容器の2、3%削減にしかなりません。
「もったいない」と言う気持ちをもっともっと持つべきですね。江戸時代の人々は「もったいない」精神であふれていました。江戸時代と言わずとも、20世紀半ば頃までの日本人は「もったいない」精神を強く持っていました。日本語の「mottainai」は、世界共通語にもなった日本人の誇る素晴らしい精神性だった筈です。

>夏の強い紫外線にあたり2〜3年でボロボロになってしまいました.

おっしゃるようにプラスチックの多くは、本当に紫外線に弱いですね。腐ってくれるのならいいのですが、微生物は分解せず、生態系を循環しないマイクロプラスチックになっていくのが恐ろしいところです。

>最近は移植後プラスチックポットを洗って物置にしまうようにしています.そうするとほとんど劣化せず10年は保つのじゃ無いかと思うくらいです

個体差がありますが、確かに10年くらい持つかも知れませんね、自分が定植した苗のポット数十個のうち、ボロボロになって廃棄するものは、毎年数個ですから、ポット全体の1割にもなりません(2〜5%くらいかと)。だから考えて見れば、平均して10年以上は持つでしょうね。

>家庭菜園で循環させようと思っているのにプラゴミを出して平気じゃ困りますよね.

拘って有機栽培している方が、プラスチックのマルチなど使い放題の方が多いのがいつも嫌だなと思っています。出来るだけ脱プラスチックで行きたいものですが、プラスチック製品は安くて軽くて便利なものも多いですから、困ったものです。

2023/06/29 (Thu) 06:56
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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