乾き切った大地
今年の夏は35℃超えの猛暑日が続いています。私の住む地域は、8月中はほぼ毎日猛暑日だった記憶です。そして、先の記事【一人バケツリレー】2023/08/31 にも記した通り、雨がほとんど降りません。
いつもは、鉢の作物には毎日水をやりますが、畑の畝には毎日は水やりはしません。しかし今年は、畑の畝に水やりをしなかったら、作物が萎れてきたので、8月に入ってからは毎日のように水やりをしています。(その拘りの方法については機会があれば書こうと思います。) しかし、「すでに遅し」で、キュウリやミニトマトの多くが枯れてしまいました。

枯れてしまった、網に這わせたキュウリ↑
一方、午前中は日陰で、西側に面するキュウリとゴーヤ(自生しているアサガオも)↓
まだ枯れていない貴重な作物なので、最近は毎日水やりしています。

我が家の家庭菜園は、毎年梅雨の中頃から、雑草が伸び放題で、梅雨明けの除草が追い付かず(頻繁に除草しないからでしょうが・・・)、夏場は雑草の狭間に作物がなっている感じです。しかし今年は違います。8月上旬に、畝間全部を除草して整備してからは、ほとんど除草作業をしていませんが、畝間にはあまり雑草が生えてきません。
畝には水やりしても畝間には水を撒かないからです。

雑草も生え無い乾き切った畝間

食用鬼灯の実が乾いた畝間にこぼれています。
雨が降らずに乾き切った大地では、雑草さえ生えにくいのです。「ぺんぺん草も生えない」という表現が、比喩的意味ではなくて、そのままの意味で通じそうです。

↑7月には、こんなにクローバーが生えていた前庭も 【丈の低い雑草と除草剤】2023/07/29
↓8月末にはこの通り、クローバーも枯れてしまいました。

家庭菜園の被害など知れたものですが、農家はさぞ大変でしょう。
親しくして頂いている、有機農業をされている方の家に行って猛暑の影響を聞いてきました。
7月の上旬までは、米も順調で、例年よりもいい米がたくさん取れそうだったとのことです。それが、8月になると、気温が高い上に雨が降らなくてとても困っているとのことです。米粒も例年ほど大きくならないかも知れないとのことです。かなりまずい状態になるかも知れないとの事です。
この猛暑で日本の農業、農作物、食糧事情は大変なことになるかも知れません。現在の温暖化は深刻です。

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