戰争させられるな!

そもそも、優れた諜報機関、モサドを持っているイスラエルは、ハマスの攻撃も把握していてわざと防御せずに攻撃させて、パレスチナ人自治区を全て奪い取ろうとしているという見方もあります。否定できないでしょう。
兎にも角にも悲惨な戦争は停戦すべきかと思われますが、国連安全保障理事会では、停戦を求めたロシアの案をアメリカが拒否権を行使して否決されました。
ウクライナ戦争を見ても分かる通り、先に仕掛けたロシア、ハマスが一方的に悪いように報道されていますが、 ロシアは NATOの拡大、ハマスはパレスチナ自治区をイスラエルにどんどん侵攻されて奪い取られたからの防御と見ることもできます。

パレスチナ自治区の面積の変遷 特定非営利活動法人パレスチナ子供のキャンペーンHPより
イスラエルはパレスチナ自治区を全て奪ってしまおうとしているように見えます。

NATOラインの変遷 東京新聞より
そこにはアメリカやイギリスの謀略も見て取れます。パレスチナ問題はそもそもイギリスの第一次世界大戦に於ける2枚舌外交(3枚舌外交)が発端であって、責められるべきはイギリスのこの外交と言われています。それ以前からロシアでのユダヤ人迫害によってユダヤ人のパレスチナ移住は盛んになったようですが、それでも第一次世界大戦の頃までは、パレスチナの地ではキリスト教、イスラム教、ユダヤ教と宗教の異なる人々が共存していました。小競り合いはあったでしょうが、大きな紛争に発展したのはイギリスがアラブとユダヤ双方に対し相反する約束をした2枚舌外交からです。(実はイギリスの責任とばかりは言い難いのですが、それはまたの機会に)特に第二次世界大戦以降、紛争は拡大しました。

パレスチナ自治区の子供たち 特定非営利活動法人パレスチナ子供のキャンペーンHPより
アメリカではユダヤ人が力を持っていて、イスラエルを支援していると言われますが、アメリカのイスラエル人たちは、自分達は安全な場所にいて、イスラエルを軍事支援しています。ウクライナも、安全な場所にいるアメリカをはじめとした西側諸国が軍事支援しています。
他国まで派兵したら戦争が大きくなりますから、派兵はしない方がいいでしょうが、安全な場所からの兵器支援を「是」とするアメリカをはじめとする欧米諸国の支援には疑問を持たざるを得ません。
そして、欧米諸国は軍事支援してはいても、早急の停戦調停はしません。恐ろしいことです。アメリカや欧米諸国の人々と言うのではなく、そこで権力を握っている一握りの人間が、戦争を支援して停戦をさせません。とんでもない事です。「勝つまでやり続けさせる」ってとんでもない事です。
国中が本土空襲をされても、原爆を落とされるまで戦争を続けた日本のようになっては悲惨過ぎます。

そして、悲惨な経験をした日本も、また同じ道を歩まされるかもしれないのです。アメリカの言いなりに軍備増強して、中国などと代理戦争させられでもしたら大変です。
アメリカの一部の権力者、軍産複合体とその傀儡であろうバイデンなどの政治家の要請(命令)によって、代理戦争させられ無いようにしなければなりません。
もし、日本が彼らに代理戰争させられても、武器だけ供給されて、戦争をなかなか止めさせてもらえないでしょう。そして、現在日本のTVで、あたかもスポーツ戦のように、各戦線での勝敗や戦力分析などされているように、欧米のTVで戦況をエンターテインメントのように報道されるのです。
日本も、アメリカのプロパガンダによるヒール(悪役)国家の演出にはまってアメリカの軍産複合体に代理戦争させられないように警戒すべきです。
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