芋虫女子

この記事を書いた後、カブトムシの幼虫と思われる芋虫を貰ってくれる方を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
そんな折、貰ってくれそうな幼稚園の先生を思い出しました。
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7、8年ほど前に、私が自転車で通勤からの帰り道、小さな川の堤防を走っていると、(お祭りなどで売っているミドリガメが成長して大きくなった)外来種のミシシッピーアカミミガメの雌が堤防を歩いていました。
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それを家に持ち帰り、1年ほど飼いました。拾ったミシシッピーアカミミガメでも外来種の有害生物と認定されているので、無闇に元の川に放すことはできません。そんな時、同じミシシッピーアカミミガメの雄を飼っているという女子(当時はまだ幼稚園の先生ではなく学生でした。)のことを知り、訊ねてみたら是非飼いたいとのことで、引き取って頂きました。
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早速、彼女にこの芋虫の写真を送信して確認したところ、「是非欲しいです!嬉しい!」との事で、貰って頂く事になりました。 私も嬉しくなりました。
幼稚園で飼うのかと訊ねたところ
「子供がいじっちゃうとうまく育たないと思うので、自宅で飼う」との事
この事に可能性を感じ、数日後、ものは試しとダメ元で二十歳くらいの学生数人にも声を掛けたところ、女子学生が一人、欲しいと言ってくれました。妹が二人いて、それぞれ1匹ずつということで、3匹欲しいとの事でした。
そこいた男子学生は誰も興味を示しませんでした。
私が子供の頃は、カブトムシとかに興味のあるのは大概男子でした。まして、芋虫から育てたいという女子はいませんでした。
ところが、今回小さな男の子がいる親や祖父母に
「カブトムシの幼虫要りませんか?」
と尋ねると、「うちの子(孫)は、ファミコン、ゲームに夢中で虫には興味がない」「虫は無視」という親や祖父母ばかりでした。(・・と言っても2、3人しか声を掛けていませんが・・)何だか時代を感じました。
そんな中、20代前後の女子やその妹たちがカブトムシの幼虫に興味があることが嬉しく思いました。
3人姉妹の家では、毎年カブトムシの幼虫を購入して飼っているいるのだそうです。これまた時代を感じました。カブトムシの幼虫も購入して育てる時代になってしまったのです。
先日、幼稚園の先生の家に幼虫を持って行った時には、彼女の家族が、日本酒の一升瓶を御礼にとくれました。貰って頂いただけでも嬉しいのに、過分な御礼まで頂き恐縮でした。

今回は私が声を掛けたほんの数人だけの(統計の)話で、一般論にはできませんが、ゲームばかりやっていて、昆虫などの生き物に興味がないという(男の)子が増えてきたという事にちょっと残念と思った一方、昆虫好きな女子が多くいた(二人とその妹たちだけでしたが、声を掛けた女子の過半数でしたから、率はかなり高かったと言えます。)ことを嬉しく思いました。彼女達ならしっかりと育ててくれるでしょう。感謝です。
※この記事のタイトルは「芋虫女子」にしようかとも思いましたが、何となく失礼な気がしましたので「昆虫女子」とさせて頂きました。
11月3日(金)夜23時前。HNたっきーさんのコメントのアドバイスと、件の幼稚園の先生の了承を得て、タイトルを「昆虫女子」から「芋虫女子」に変更させて頂きました。悪しからずや。

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