雑草の言葉

3枚舌外交を画策したのはイギリスだけど・

2023/12/05
戦争 4
 11月24日から月末まで7日間続いた休戦期間があっけなく終了し、またイスラエルの無慈悲なガザ地区攻撃が始まりました。イスラエル政府はガザ地区に限らず、パレスチナの地を全部略奪しようとしているように見えます。とんでもない政府です。
攻撃され続けるガザ地区 長周新聞

 パレスチナ紛争の根本原因は、イギリスの3枚舌(2枚舌)外交と言われています。それによって、イスラエル、パレスチナの双方が、騙された・・と言われていますが、実は騙されて犠牲になったのはパレスチナのアラブ人(とイスラエルに移住したイスラエルの一般庶民の一部)だけだったかも知れません。


3枚舌(2枚舌)外交を整理します。
1915年
 イギリスの駐エジプト外交官マクマホンが、アラブをイギリス陣営に引き込むためにメッカの太守(領主)フセインにオスマントルコ支配下のアラブ人居住区の独立を約束。

1916年 
 イギリス、フランス、ロシア帝国の間で、パレスチナの地の北方をフランスの統治、南方をイギリスの統治、パレスチナを国際管理下に置くという秘密条約が結ばれる。イギリスの中東専門家サイクスとフランスの外交官ジョルジュ・ピコが原案を作成。(この条約を含めないと「2枚舌外交」と呼ばれる。)

1917年
 イギリスの外交官バルフォアが、イギリスのユダヤ人コミュニティのリーダー、ロスチャイルドにユダヤ人国家樹立を約束。(バルフォア宣言)

これらが、矛盾したことを平気でいうイギリスの3枚舌(2枚舌)外交として批判され、今日のパレスチナ紛争の根本原因と言われています。
 しかし、この3つの条約に登場するイギリス側の3人、マクマホンサイクスバルフォア、及び、フランスのジョルジュ・ピコ、そして当然、ユダヤ人のロスチャイルドは、全員がロスチャイルド一族なのです。即ち、この3つの協定を結んだ人々の中でロスチャイルド一族でないのは、メッカの太守(領主)、アラブ人のフセインだけなのです。
 これは、ユダヤ人のシオニストが、パレスチナの地をアラブから略奪するための謀略だった・・と言えるのでは無いでしょうか?
 オスマントルコからの独立とアラブ人国家樹立を約束して、アラブ人に反乱を起こさせ、協力してオスマントルコとの戦いに勝ったら、約束を反故にして、ユダヤ人国家を作った・・という卑怯な騙しの謀略に見えます。
 イギリスの3枚舌外交というよりも、ユダヤ人のシオニスト集団、ロスチャイルド一族に、アラブ人(パレスチナ人)が騙されたと言えるでしょう。
 イスラエルの建国は、最初から騙しの虚構の上に作られたと言えそうです。
 アラブのパレスチナ人だけではく、イスラエルの地に移住させられたユダヤ人の多くも犠牲者だったのかもしれません。
シオニストのリーダー達は、ユダヤ教の教典タルムード【選民思想の極み】を信じているのか、利用しているのかはわかりませんが、タルムードに書かれているように、ユダヤ人以外をいくら騙しても問題ないと思っているように見えます。非常に危険な思想、教義です。
 このような思想を持たないまともなイスラエル人も少なからずいる筈です。彼らが声をあげて、ネタニヤフ政権を倒し、一刻も早く停戦すべきです。国際世論ももっともっとイスラエルを非難すべきですし、アメリカはイスラエル支援を断ち切るべきでしょう。

主たる参考文献:金融の仕組みは全部ロスチャイルドが作った。  阿部芳裕 著
金融の仕組みはロスチャイルドが作った  
 本書には、金融に関する陰謀論だけでなく、
シオニズムに関してもかなり参考になる事が書かれています。


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Comments 4

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guyver1092

歴史

 このあたりの歴史は、全く興味が無く知識が無かったので、非常に参考になります。
 ユダヤ人は歴史的に嫌われ、迫害を受けてきたのも事実なのでしょうが、この迫害に対して迫害で応じるのは悲劇の再生産で、人類を含めた自民族の破滅を願っているのでもない限り、いつかは再び放浪の民に逆戻りの可能性もあるでしょう。
 悲劇と迫害の連鎖は断ち切るべきですが、裏で糸を引く傀儡師がいる限り難しそうですね。

2023/12/07 (Thu) 20:21
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 歴史

私は世界史はあまり知らないのですが、ここの記事は、10年ほど前に購入して読んだ、記事に挙げた「主な参考文献」に書かれていた事を元に書きました。

>ユダヤ人は歴史的に嫌われ、迫害を受けてきたのも事実
昔から迫害され続けてそんな思想になったのか、そんな思想だから迫害されたのかはわかりませんが、(両者だと思いますが)キリスト教やイスラム教徒と同じ「旧約聖書」から「タルムード」のような教典(聖典)を作った人々の多くは、極端な選民思想で極右思想では無いかと思われます。
 余談ですが、同じ「旧約聖書」から別々の「キリスト教」「ユダヤ教」そして「イスラム教」に分かれったって事がよく分かりません。

>迫害に対して迫害で応じるのは悲劇の再生産

全くおっしゃる通りです。ホロコーストで残酷な目にあった民族が、同じような事をしているとは、利己主義の極みです。

>悲劇と迫害の連鎖は断ち切るべきですが、裏で糸を引く傀儡師がいる限り難しそうですね。

そうですね。「裏で糸を引く傀儡師」はイスラエルには住んでいなくて、自分らは安全な所からこの虐殺を示唆しているようにも見えます。だとしたら酷過ぎます。
 評論家は、この紛争は「世界に飛び火しないだろう」と言ってますが、どうでしょう?私は楽観出来ないと考えます。

2023/12/08 (Fri) 06:37

青っチャン

イスラエルは即刻停戦を

パレスチナ紛争に関わる直近記事(10.23,11.5,11.17,11.19,12.5)そして今回の記事も拝読しています.
どの記事も強く共感するもので有り,また知らなかった事がいくつもありました.
今回の記事,イギリスの二枚舌外交の立役者がユダヤ人だったというのは驚きで有り,ユダヤの歴史から見ればユダヤ国家構築計画に50年,100年掛けるなんて短いものだったのでしょうか.

記事に共感しているのにコメントを書けないのは何故だろうと自問自答していました.
国家組織による迫害・虐殺にあったユダヤ人の悲劇と戦後におけるアラブ・イスラエル紛争,ガザ地区のイスラエルによる無差別攻撃が私の中で整理が着かないのでした.
昨日,たまたま見ていたニュースにガザ地区で捕虜になったアラブ人が下着一枚上半身裸で道路に並んで座らされていたり,トラックで搬送されている映像がありました.
それを見ていてナチスドイツ政権が第二次大戦で行ったホロコーストと同じじゃないかと思いました.
第二次大戦後世界中がナチスを糾弾したように,今,ガザ地区無差別攻撃をするイスラエルに終戦させるよう日本政府は先頭に立って行動すべきと思うのです.
が,岸田自民党政権では無理ですね.残念.

2023/12/09 (Sat) 11:21
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: イスラエルは即刻停戦を

>昨日,たまたま見ていたニュースにガザ地区で捕虜になったアラブ人が下着一枚上半身裸で道路に並んで座らされていたり,トラックで搬送されている映像がありました.

私もそのニュースは見ました。酷過ぎます。トラックで搬送されてからも、拷問に似た行為など、非人道的な扱いを受けるのでは無いかと危惧します。(以前から、投石くらいで長い間拘禁された子供の事など多くの事例が多々ありました。)イスラエルは中東における唯一の民主国家などとプロパガンダされていますが、現政権の行為はおっしゃるようにホロコーストと同等ですね。

>国家組織による迫害・虐殺にあったユダヤ人の悲劇と戦後におけるアラブ・イスラエル紛争,ガザ地区のイスラエルによる無差別攻撃が私の中で整理が着かないのでした.

ホロコーストの犠牲者は、一般のユダヤ人、庶民です。特権階級であるシオニストの指導者達は安全な場所から一般のユダヤ人やパレスチナ人を犠牲にして自分達の野望を展開しているようです。今回のガザ攻撃もまさにその典型例で「人質解放」と言いながら、人質がいるであろうガザ地区を攻撃してるのですから、イスラエル政府は、人質も犠牲にしてパレスチナ人の民族浄化をしているとも言えます。

>第二次大戦後世界中がナチスを糾弾したように,今,ガザ地区無差別攻撃をするイスラエルに終戦させるよう日本政府は先頭に立って行動すべきと思うのです.

全くおっしゃる通りです。昨12月8日に行われた国連安全保障理事会でのガザ地区での即時停戦を求める決議案には日本は賛成した事は良かったですが、アメリカが拒否権を行使して決議案は否決されました。日本はもっともっと従米から脱却するべきですね。
 日本は、アラブ諸国と比較的良好な関係を築いてきたのですから、もっと積極的に停戦を働きかけるべきです。しかし、仰るように「政権維持」しか考えていない岸田自民党では無理でしょう。現在、国際情勢どころか、国内情勢も放置で保身に忙しい岸田自民党です。

 毎回、記事を読んで頂き、本質的な参考になるコメント有難うございます。当方も青っチャンさんのコメントは大いに参考になり、次の記事のヒントも得ております。

2023/12/10 (Sun) 08:43
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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