雑草の言葉

人命を蔑ろにするイスラエル政府

2023/12/23
パレスチナ問題 4
破壊されたガザ地区 長周新聞より

 12月15日にイスラエル軍がガザ地区でハマスに拘束されていた人質3人を誤射で殺害した事件がありました。3人は上半身裸で、白旗のようなものを掲げていたのにも拘わらず、銃殺されてしまいました。
 戦場の異常な精神状態だから、投降を装って騙し討ちされるのを過度に警戒し過ぎた為であるとも考えられるでしょう。
 しかし、イスラエル政府は、人質救出よりも、ハマス殲滅を優先して来ました。パレスチナ人の民族浄化を目的にしてきたとも考えられます。(この事件の後、ネタニヤフ首相は非難をかわすために「人質救出が第一」とか言うようになりましたが・・)
 相手(ハマス・・)が投降してきても銃殺しても良い、若しくはちょっとでも疑わしきは銃殺しても良い・・・と言うような指導が為されていた疑いも強いと思われます。
攻撃され続けるガザ地区 長周新聞

 10月7日のハマスによるキブツ・ジムなどへの攻撃の際、ハマスの戦闘員が住民を拘束している家屋に、イスラエル軍が戦車などで砲撃したのを目撃したイスラエル人も複数いるのです。イスラエル軍は、イスラエル人が沢山人質にされたイスラエルの領域で、無差別に砲撃、発砲したことが明らかになっているのです(イスラエルのメディアも報道しています)。この日の1200人のイスラエルの犠牲者のうちの何割かはイスラエル軍によって殺され疑いも強いのです。犠牲になった、ガザ地区周辺に住んでいたイスラエル人の中には、パレスチナ人と仲良く共存したいと考えていた人もいたのです。

 そもそも、病院の地下にハマスの司令部があるらしいと言う理由で、入院患者や家族、医療関係者が沢山いる病院を攻撃することが許されるはずがありません。もし地下に本当にハマスの司令部があったとしても、患者やその家族、医療関係者を完全に避難させるまで攻撃するべきでは無いでしょう。


 今回、イスラエル軍は「ハマスの壊滅」を口実に、多くのパレスチナ人を殺害しています。「ハマスの人員だから殺してもいい」と言う言い分も非人道的だと思います。ハマスのメンバーは元々はイスラエル政府に虐げられたパレスチナ人達でしょう。イスラエルの極右のシオニスト達の
「邪悪なハマスが一方的にイスラエル人を憎んでいる」という主張の方が一方的な言い分に思えます。
 ガザ地区では、10月7日の戦闘開始以来、11月末までのたった2ヶ月足らずの間に、同じ11月末までの21ヶ月にわたるロシアによるウクライナ攻撃で虐殺されたよりも多くの女性と子供が虐殺されたのです。(ニューヨークタイムス。)

  イスラエル軍は、ハマスと繋がりがあると思われる住人が一人でも住んでいると主張出来れば、事実関係を調べずに警告なしにその(高層)アパートや家を爆撃することも許可されているようです。つまり、ガザ地区のどのビルも攻撃対象になると言うことです(実際爆撃されています)。意図的に多くのパレスチナ人を巻き添えにしていると言えるでしょう。
 イスラエル軍は、多くの場所で、ルーフ・ノッキング(小型の爆弾による警告爆撃)も行わずに、突然本格的な爆撃をしているのです。

イスラエルのガザ攻撃人道法無視新潟日報
新潟日報より

 イスラエル軍は、ハマスが潜伏していると思われるガザのトンネル網に海水を注ぎ込む計画ですが、そんなことをすれば、ハマスの戦闘員と共に人質も水死してしまいます。敵も味方も関係なく、こんな非人道的なことをネタニヤフ政権は計画しているのです。

 ネタニヤフはこの攻撃を「アマレクに対する戦争」と呼んでいるそうです。アマレクとは、聖書に登場する敵のことで、
「イスラエルの民はアマレクの男、女、子供を絶滅させることを神から命じられている」
との事です。

 ネタニヤフ政権には、病的な殺人狂が何人かいるとしか思えない残忍で見るに堪えない行為を罪の意識もなく行っているように見えます。こんな過激で危険なネタニヤフ政権こそ、早く潰すべきでしょう。
 紛争、戦争が起こる時には、一方的にどちらかが悪い訳ではなく、少なからず両者に非があることが多いでしょう。
 ネタニヤフ政権は、10月7日のハマスの攻撃をもって、ハマスが一方的に悪いようなプロパガンダをしていますが、10月7日よりほんの数年でも遡ってみれば、寧ろイスラエルの方が悪いように見えます。第二次世界大戦直後のイスラエル建国の頃まで遡ってみても、イスラエルの方が殆ど一方的に悪いように見えます。イスラエルが国家として、パレスチナのアラブ人にやって来たことは、調べれば調べるほど、酷過ぎます。酷過ぎて見るに堪えません。許し難いことばかりです。
 兎も角、一刻も早く停戦して爆撃をやめて欲しいと切に願います。
  パレスチナ領土の変遷
  パレスチナとイスラエルの領土の変遷:長周新聞より

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参考サイト:この記事は以下の3人+αの複数の記事を参考に書きました。

1.Caitlin Johnstone[ケイトリン・ジョンストン]
    オーストラリア在住のフリージャーナリスト


2.Finian Cunningham[フィニアン・カニンガム]
   Mirror, Irish Times, Independent等の元ライター兼編集者


3.Jonathan Cook[ジョナサン・クック]
   イギリスの作家。元イスラエルに拠点を置いていたフリージャーナリスト


1.Caitlin Johnstone の記事
  ・イスラエルの蛮行はあまりに衝撃的で、時に受け入れるのが困難
  ・もし私が大量虐殺を犯すつもりだったら
    マスコミに載らない海外記事より

2.Finian Cunningham の記事
  ・暴走して自国民を殺害するイスラエル政権…そう、当然。
  ・イスラエルのガザ虐殺を巡り、アメリカを非難の的にしたバイデン

    マスコミに載らない海外記事より
  
3.Jonathan Cookの記事
   ・ガザを抹消するためにイスラエルがどのようにAI虐殺プログラムを使っているか 

    耕助のブログより
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Comments 4

There are no comments yet.

たっきー

こんにちは

先日テレビニュースでガザの映像が流れていました

あたり一面モノクロームで、白黒画像?と思うほど、破壊され尽くした街の画像でした

ひどい事をするな・・・ひどすぎる!としか言いようがありませんでした

2023/12/25 (Mon) 15:00

guyver1092

いつかは、イスラエル人が報いを受ける

 憎悪の再生産を行えば、現在のイスラエル政府の構成員が生きている間はないかもしれませんが、イスラエル民族が報いを受ける可能性が高いですね。
 イスラエル人対その他の民族と考えれば、どちらが多数であるか明らかです。石油が利用できなくなった時代に、現在の圧倒的軍事力を維持できるかというと難しいのではないでしょうか。

2023/12/26 (Tue) 21:46
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: こんにちは

イスラエル政府、イスラエル軍のやっている事は本当に酷過ぎます。10月7日の攻撃の事ばかり非難し、一方的にパレスチナのアラブ人が悪いような物言いで、既に10倍返し以上の攻撃をしているのにも拘わらず、まだ爆撃をやめません。パレスチナ人が仕掛けて来るのを待って、それを口実にパレスチナを猛攻撃し、ガザ地区もヨルダン川西岸地区も占拠して奪ってしまおうとしているように見えます。
爆撃も無差別に近く本当に酷過ぎます。パレスチナの人々を人間扱いしていないようです。こんな酷いことをするイスラエル政府に次々に武器を送るアメリカも酷ぃものです。ガザ地区の被害の映像が映されるたびに、目を覆いたくなるような惨劇で、こんなことが許させていいはずがないと感じています。

2023/12/26 (Tue) 22:02
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: いつかは、イスラエル人が報いを受ける

仰るように憎悪の再生産をしていますね。かつて自分達がやられたホロコーストのような仕打ちを、その加害者とは全く関係ないパレスチナ人に対して行っているのは無茶苦茶です。

>イスラエル人対その他の民族と考えれば、どちらが多数であるか明らかです。

そうなんですが、ユダヤ人はアメリカなどで要職につき、政権に入り込んで、イスラエル支持をさせているように見えます。バイデンなんて、かなりユダヤ人に操られているように見えます。だからイスラエルに武器を次々に提供し、イスラエルを支持しているのでしょう。酷いものです。
 世界に散らばっているシオニスト達は、全体主義的で、非常に危険な教義を信じているように思えます。彼らは大イスラエルを計画をしているように見えます。

2023/12/27 (Wed) 00:06
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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