雑草の言葉

代理戦争の準備をする政府

2024/02/13
戦争 4
 日本政府は、昨年の暮れ(2023年12月下旬)に過去最大の7兆円ほどの防衛予算案を閣議決定しました。そしてその膨大な予算の一部を使って、4隻の海上自衛隊の護衛艦を改修して、空母として運用可能にしたのです。
空母化された護衛艦かが
その実質上の空母に搭載するのは、アメリカから高額で購入する最新鋭ステルス戦闘機F35Bだそうです。これで、空母が日本海を移動すれば、中国本土全ての地を攻撃する能力を持つんだそうです。
いずもから飛び立つ戦闘機訓練



 第二次世界大戦後の日本は、再び侵略戦争を繰り返さないように、「専守防衛」を基本方針としていました。だから、「攻撃型の兵器」とされる、自国から離れた場所まで行って攻撃出来る空母の所有はずっと検討されて来ませんでした。憲法9条のもとでは、敵基地攻撃能力や反撃能力は認められていなかったのです。
 しかし、岸田内閣は、「防衛3文書」を閣議決定し、敵基地攻撃能力も反撃能力の保有も認められるようにしました。アメリカの指示でしょう。平和憲法9条を日本に作らせたアメリカが、何故今それを変えさせようとしているか考えるべきでしょう。 
 ロシアによるウクライナ侵攻で危機を煽って、更に海洋進出が著しい中国に対する抑止力を目的としているとのことですが、「抑止力」になるのでしょうか?
 
 中国の立場になれば、自国が全て標的になったら、自制するでしょうか?そりゃあ、米中のようにお互いの国を標的に、核兵器を何発も向け合っていたら、両者破滅にならないように、抑止力にもなるでしょう。しかし、日本が中国標的に空母を持ったら、中国はその日本の兵力を排除するように動く可能性も高くなるでしょう。キューバ危機のアメリカもそうでした。(キューバには核ミサイルが持ち込まれたのです・・)
 日本の自衛隊の海軍は東洋一強いなどとも言われているとの事ですが、そもそも、核兵器も沢山持っている「軍事大国」中国に日本が勝てる筈も無いでしょう。ロシアの何倍もの人口を持つ中国は、人海戦術だってロシア以上にできるのです。中国との戦争なんて狂気の沙汰です。中国だって核兵器は使いたく無いでしょうが、万が一、中国が日本に核兵器を使ったり、原発を攻撃したりしたとしても、アメリカは報復として中国に核ミサイルを打ち込まないでしょう。使ったら、核の報復合戦で世界はお終いだからです。アメリカも中国も直接戦争はしたく無いでしょうし、世界中の国が第3次世界大戦で滅びたくは無いでしょう。
空母化された護衛艦いずも

 朝鮮有事や台湾有事が起これば、直接の中米戦争は、世界の破滅を招くから、自制するとしても、アメリカの代理として「敵基地攻撃能力」を持たせられ「先制攻撃」さえ可能とされた「防衛3文書」によって、日本はアメリカからの指示で、中国を攻撃させられる可能性が大です。中国は、アメリカは派兵もしないし、ミサイルも打ってこないと見越している事でしょう。ウクライナ戦争でのロシア同様です。日本はウクライナ状態になるのです。
 そもそも、ウクライナは、NATOに入っていないのにも拘らず、NATOと一緒に軍事演習を大々的に行い、アメリカからロシアとの国境付近にジャベリンなどを沢山配備されて、ロシアを挑発したのが戦争勃発のきっかけとなったのです。日本がアメリカや韓国と軍事演習を行い、アメリカの戦闘機を配備した空母で中国を挑発したら、「抑止効果」よりも、中国が日本を攻撃する可能性は高まるばかりでしょう。
 岸田文雄総理のようにネトウヨレベルの自民党の政治家連中は、アメリカのスティルス戦闘機を配備し、中国全土を攻撃できる空母を持った日本は、これで中国は手出しができないとでも思っているのでしょうか?お目出た過ぎます。日本は非常に危うい立場に自ら入って行っているのです。
最近「#岸田に殺される」と言うハッシュタグを見かけるようになりました。それは、経済的な意味で岸田の政策に殺されると言う意味が中心なのかも知れませんが、あのおバカに代理戦争に突入させられるかも知れない意味もあるでしょう。彼は政権維持の為だったら国民がどうなっても構わないようです。

 ウクライナは、代理戦争用の武器だけは、アメリカや西欧の国々から援助されていますが、日本はアメリカから高く武器を買わされて、アメリカ政府に巣食う一部の連中の利権などの為に代理戦争させられるのです。戦闘機など武器を高額で買ってくれて、代理戦争までしてくれる日本は、願ったり叶ったりの鉄砲玉でしょう。
 ウクライナ戦争に学ぶべき事は、侵攻国の脅威よりも、その脅威を煽られて代理戦争させらる羽目に陥ったウクライナ政府を反面教師にする事でしょう。
 このままでは日本もいつか代理戦争させられそうです。

アメリカに乗せられて中国を敵視して代理戦争させられるのは愚か過ぎます。かつてのウクライナのように、中立の立場で米中両方とそこそこ仲よくやればいいのです。戦争で負けて、アメリカの子分に成り下がったままの言いなりではなく、中国とも仲良くすればいいのです。日本と中国は、アメリカ建国よりずっと以前から付き合っているお隣の国なのですから。
日本と中国の位置関係地図
 日本と中国は遠い昔よりお付き合いのあるお隣の近い国


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Comments 4

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guyver1092

防衛力強化

 日本のボーエーボーエーと鳴く珍獣たちは、正面装備さえあれば戦争に勝てると信じて疑いませんが、第二次世界大戦で国の生産設備や生活用の様々な基盤を破壊され、兵器の生産力にダメージを食らったことは完全に記憶の外のようです。

 第二次世界大戦でなくても、現在のウクライナを見れば、インフラ等に対する対策が無ければ戦局が不利になるのは明らかにもかかわらず、インフラの分散化等の対策にお金をかけようとはしていません。

 珍獣たちの目的は、ウクライナ化した後に、自国を破滅させることなのでしょう。被虐趣味に付き合わされる前に、珍獣にノーを突きつけなければなりません。

2024/02/14 (Wed) 20:33

たっきー

こんにちは

先日、航空自衛隊基地の見学に行ってきました、現場の自衛官の方々は専守防衛の為に日夜頑張っておられると思うのですが、親方がアメリカの言いなり状態ですから、現場は大変でしょうね・・・

理想は非武装中立だと思います、敵基地攻撃なんて、雑草さんのおっしゃる通り、愚の骨頂であり、相手にとっては挑発と言われても仕方ない愚行だと思います

2024/02/15 (Thu) 18:41
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 防衛力強化

>ボーエーボーエーと鳴く珍獣たちは、

ただアメリカ様の言うことを聞いてるだけかと思われますが、本気であれで防衛できると考えているとすれば、ただの馬鹿者ですね。
アメリカの意図は代理戦争であることは見え見えに思うのですが?どうでしょう?

>現在のウクライナを見れば、インフラ等に対する対策が無ければ戦局が不利になるのは明らか

インフラや資源、食糧のことを考えたら、日本よりもウクライナの方が圧倒的に良いのにあの状況ですからね。
戦争なんかしたら日本はすぐにエネルギー不足と食量不足で立ち行かなくなるでしょう。

>珍獣たちの目的は、ウクライナ化した後に、自国を破滅させることなのでしょう。

本当に自民党の連中はアメリカ様の言うことを聞いて、政権を維持できれば自国を破滅させても良いような行動です。
酷いものです。

2024/02/15 (Thu) 20:56
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: こんにちは

>親方がアメリカの言いなり状態ですから、現場は大変でしょうね・

先日TV の報道番組で自衛隊の幹部の方が、実質上の航空母艦で中国を標的にして、台湾有事とかが起こったら、真っ先に自衛隊が戦場に行かされると危機感を持っている方がいました。自衛隊の方々も「敵基地攻撃能力」や「反撃能力」には危機感を持っていて「専守防衛」を望む方が多いように感じます。確かに現場は今緊張状態なのかもです。

>理想は非武装中立

全くおっしゃる通りです。日本も緩衝国であると考えられます。緩衝国は、どっちか一方に偏れば、ウクライナのようにされてしまう危険性が高まるでしょう。
戦争なんて絶対にしたくありませんね。

2024/02/15 (Thu) 21:02
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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