雑草の言葉

アンルワへの資金提供を止めるとは。。

2024/02/11
パレスチナ問題 2
 イスラエルは、昨年10月7日のハマスの攻撃に、UNRWA[アンルワ]:国連パレスチナ難民救済事業機関 の職員12人が関与していたとして、1月下旬にUNRWAの解体、若しくは別組織に改変するよう主張しました。
パレスチナ難民の家族UNRWAより
   パレスチナ難民の家族:UNRWA HP より

 これを受けて、UNRWAは直ちに疑惑に対する調査の開始と関与が疑われる職員の解任を発表したのにも拘らず、あろうことか、欧米諸国はUNRWAへの資金提供を停止しました。
資金提供を停止した国は1月30日現在、アメリカ、ドイツ、EU、スウェーデン、日本、フランス、スイス、カナダ、英国、オランダ、オーストラリア、イタリア、オーストリア、フィンランド、ニュージーランド、アイスランド、ルーマニア、エストニアの18カ国(拠出額の多い順)です。

これに対して、ベルギー、アイルランド、ルクセンブルク、スロベニア、スペイン、ノルウェーの各国政府は支援の継続を表明しています。まともな発想といえましょう。イスラエルに汚染されていないと言うことでしょうか。日本もアメリカに逆らってでも、人道支援の援助を続ける位の気概が必要です。今の自民党政権には望むべくもありませんが・・・。
 ガザの住民はそれまで日本人には感謝していたのが、今は「世界はわれわれを殺そうとしている。日本もその一員となったのか」と怒っているそうです。日本人として悲しく恥ずかしい限りです。
イスラエルの空爆を受けた建物から救助する人々
  イスラエルの空爆を受けた建物から救助するパレスチナ人

 昨年10月7日以降、イスラエルはガザ地区に激しい攻撃を加え、1月までに2万5000人を超す人々が殺されました。住民の大半が避難を余儀なくされています。壊滅的な人道状況のガザで、UNRWAだけが支援物資を提供する頼みの綱でした。たとえUNRWAの何人かがイスラエル奇襲攻撃に関与していたとしても、ガザ地区の住民全員に対して人道支援が止められるのは理不尽過ぎでしょう。
破壊されたガザ地区 長周新聞より  攻撃され続けるガザ地区 長周新聞



UNRWA[国連パレスチナ難民救済事業機関:United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugee in the near East] は第二次世界大戦直後の1949年に設立されました。イスラエルが勝手にパレスチナの地で建国を宣言して、土地を追い出された難民が発生しました。これを承認しないアラブの国々(先住民を追い出して、建国したのですから、承認しなくて当然でしょう。どう考えても承認した欧米が悪です。)がイスラエルに攻め込んだ第一次中東戦争の結果、パレスチナ難民がさらに沢山出ました。それを救済する為に発足した組織がUNRWAです。その後もパレスチナ難民は増加を続けたので、その増加とともにUNRWAも拡大を続け、現在の職員数は何と3万人という大組織です。そして大部分は地元採用のパレスチナ人です。
 活動の主軸は教育で、その他、医療・保健・生活支援などだそうです。
UNRWA旗

 現在その病院や学校がパレスチナ人の避難場所にもなっているのです。ガザ地区のパレスチナ人にとってUNRWAは頼みの綱でもあるのです。今こそ最も必要とされる時でしょう。そんな時期に資金拠出を停止するなんて、非道です。このままでは2月中にも事務所を閉鎖しなくてはならなくなる見通しだそうです。
イスラエルはガザ地区のパレスチナ人を餓死させようとしているのでしょうか。完全にジェノサイドです。鬼畜の所業です。それを容認するアメリカやイギリス、ドイツとそれらの国に追随する日本など、本当にモラルハザードです。人権も何もあったもんじゃありません。早急にUNRWAの資金拠出凍結を解除すべきです。

にほんブログ村 環境ブログ 地球環境へ
にほんブログ村人気ブログランキング 
関連記事

Comments 2

There are no comments yet.

guyver1092

本心が垣間見える

 ごく一部の不祥事で全体を敵視するということは、日本でいうと、自民党のパーティー券不実記載した議員のいる政党は、丸ごと敵視しなければなりませんね。即ち自民党は国家の敵だと。日本国政府はぐにゃぐにゃ言いながらかばっています。アンルワもグニャグニャ言いながらかばわないといけません。それをしないということは、日本政府も民族浄化に賛成しているということなのでしょう。
 このような判断をすれば、日本が民族浄化を仕掛けられた時、どこも助けようとはしてくれないでしょうね。

2024/02/14 (Wed) 20:20
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 本心が垣間見える

>ごく一部の不祥事で全体を敵視するということは、日本でいうと、自民党のパーティー券不実記載した議員のいる政党は、丸ごと敵視しなければなりませんね。

自民党はごく一部ではなくかなりの割合ですからね。アンルワは、3万人中12人です。一つも町に12人犯罪者が居たからってその町を潰すのは理不尽です。ましてイスラエルの主張は、アンルワの助けが必要なガザ地区の人々を飢えさせることだから極悪な連中です。

>このような判断をすれば、日本が民族浄化を仕掛けられた時、どこも助けようとはしてくれないでしょうね。

次の記事にも書きましたが、なんだかそんな日が迫っている感じです。

2024/02/15 (Thu) 20:23
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
にほんブログ村 環境ブログ 地球環境へ
にほんブログ村
パレスチナ問題