雑草の言葉

永久回転独楽?

2024/02/23
一寸日常生活 2
地球の歳差運動(回転軸の首振り運動、すりこぎ運動)の事を考えて何気に家のサイドボードの上を見たら、丁度小さな一円玉くらいの金属製のコマが置いてありました。こんなものが家にあったのかしらん?!
 磁力独楽一円玉の大きさコマ

 そのコマを回すのに丁度いいような、中央が少し凹んですり鉢状になっている小さな円筒形の台が横にあったので、コマを右手の親指と人差し指で摘んでその台の上で回してみました。
 コマは上手く回って、歳差運動するかな・・・と思ったら、軸を鉛直方向に真っ直ぐ向けて、回りはじめより若干勢いが増した感じで台の中心付近で安定して回り続けました。
 直ぐに勢いが無くなって倒れそうになって歳差運動を始めるだろうと観ていましたが、なかなか勢いは衰えません。
 こんな小さいのに随分と良くできた独楽だな!・・・と感心して観ていました。

磁石独楽安定して回り続ける24年2月14日

でも、全く衰えた感じがしないどころか勢いが増してきた感じさえします。安定してずっと回り続けています。回転して台との間に出すブーンという摩擦音も鳴っています。
 そのうち、こりゃあおかしいぞ・・・と思い始めました。いくら何でもこんなに回り続けるなんて凄過ぎる!不思議な世界に入り込んだ感覚でした。

 私は幼い頃から磁石が大好きで、駄菓子屋で売ってるような安い磁石(フェライト磁石)そのものや、そんな磁石を用いた製品を集めていました。
 コマを回している台の横にある、磁石を下に敷いて、不規則な運動をする振り子(小中学生時代に自分で作ったこともあります。)や、ゼンマイ仕掛けのオルゴールの台が回転し、その上を自転する水晶系の金属なども中に磁石が入っているのでしょう。
サイドボードの上の磁石のオモチャ2月14日

 子供の頃は磁石を用いた永久運動機関を何種類か考案しました。勿論失敗ですが。。。

 このコマは磁石を用いてるとしても、それだけでずっと動き続けるはずはないでしょう。こりゃあ、動力源が、台の中に入っているな・・・乾電池だな・・?

 コマを止めて台を裏返して観たら、貼り紙にTHE STUDY ROOM とありました。これが販売会社でしょう。そして、台に、「HOLE TO OPEN FOR BATTERY REPLACEMENT(バッテリー交換の為に開ける為の穴)」とありました。この台はコマとセットだったのです。
独楽の台の裏側24年

コマを裏返すと、永久磁石(フェライト磁石)が埋め込まれていました。確認の為、鉄製のハサミを付けてみたら、弱いながらも磁力でくっつきました。
独楽の裏側には永久磁石

 これでトリックの種だけはわかりました。磁石が埋め込まれたコマを回す台の中に乾電池が入っていて、磁界を作り出して回っているのでしょう。
 しかし、ここまでです。トリックの種はわかっても仕組みの構造はさっぱりわかりませんでした。モーターのように電磁力を応用したものなのかと思われますが、モーターと違って、磁石を埋め込まれたコマは、台の上を動き回るのです。そこからどうやって回転を保つエネルギーを得るのでしょうか?台の中に仕組まれた乾電池からの電流は常に流れていれば直ぐに無くなってしまうでしょうから、台の上でコマが回ることによって起こる電磁誘導がトリガーとなって乾電池から電流が流れるのでしょうか?・・・このトリックを考えた人は賢過ぎると思いました。
バッテリー交換の穴を開いて見てみてもいいのですが、それはバッテリー交換の時まで待ちましょう。たま〜に時間があったら仕組みを考えてみましょうか。穴を開いても解明できない可能性もかなり高そうです。私は電気回路も電磁気学も不得意です。


 私はゼンマイのように人力の動力源は好きですが、乾電池で動くおもちゃは基本、好きではありません。でも、この磁石と乾電池を合わせたおもちゃは、きっと私自身が昔買った品物です。いかにも私が好きそうな品物だからです。“THE STUDY ROOM” をネットで調べたら、仙台駅ビルのお店でした。そこで私が昔買って、仕事等で忙しくてそのままサイドボードに放置して忘れてしまったのかと思います。裏に貼ってあった紙に¥380とありました。材料費が安いからこの値段だったのでしょうけれど、安過ぎです。物を買うのがあんまり好きで無い私ですが、この製品なら10倍の値段でも躊躇なく買った事でしょう。買ってから少なくとも10年20年以上は経っていると思われますが、バッテリーもまだ1度も取り替えてないのによく動くものだと感心します。兎も角、こんな面白いものを放置して置いたであろう自分が不思議です。
楽しめるいいものを見付けました。
 回り続ける磁石独楽

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Comments 2

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放射能の暇人

「永久回転独楽?」の仕組みが分かりました

「永久回転独楽?」は、私もデパート等で何度も見た事はありますが、動作原理は知りませんでした。
そこで、ネットで動作原理を調べて見たところ、
https://vcpteam.hatenablog.com/entry/2022/03/28/143220
という分かり易い説明が出ていました。
因みに、リードスイッチというものも知らなかったのですが、
https://standexelectronics.com/ja/reed-switch-technology-ja/what-is-a-reed-switch-and-how-does-it-work/
で解説されていました。
それにしても、このおもちゃを最初に製品化した人は大したものですね。

2024/02/24 (Sat) 14:26
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 「永久回転独楽?」の仕組みが分かりました

歳差運動と言うと、最近放射能の暇人さんが記事にされていたので、この独楽を回している時に思い出していました。
 放射能の暇人さんが、この記事を読まれる機会があって、独楽の回転し続ける仕組みを考えて下されば嬉しいなと思っていた所でした。
 私はこの独楽が売られている所を観たのは恐らく1回しかありません。(1回も記憶にありません。笑)。デパート等でも売られていたのですね!?
 仕組みのサイトのご紹介、有難う御座いました。リードスイッチは私も知りませんでした。
説明はわかりやすかったのですが、直ぐに大きな問題にぶつかりました。それは、独楽に付いている永久磁石です。
記事の下から2番目のコマの裏側の写真をご覧ください。磁石は1個だけですよね?
このような円筒形(ドーナツ型)のフェライト磁石は、普通円筒の面でN極とS極に分かれてた記憶です。すると、コマの下の面は全て同じ極になりますから、ご紹介のサイトの永久回転独楽とは違う仕組みなのか?と思いました。
下面が1つの極だけでも同じ原理で回し続けることは可能でしょうけれど、その場合、磁石は軸から偏った場所になければダメでしょう。
・・・などと考えたのですが、確認の為に、コマの下面の磁石に他の磁石を近づけてみたら、この円形の面で引き合う場所と反発する場所があったので、この円形の磁石は同じ面で左右でN極とS極に別れていたのでした。
・・・と言うことで、放射能の暇人 さんのご紹介のHPの説明でOKでした。ご紹介有難う御座いました。スッキリしました。
 こんなシンプルな仕組みで、交流電源のように、独楽が1回転する度にリードスイッチによって直流電源がオン・オフして磁力を変化させて独楽の回転エネルギーになっていたとは驚きです。

>このおもちゃを最初に製品化した人は大したものですね。 

そうですね。製品化というか、最初に考えて作った人は大したものです。リードスイッチが鍵ですね!凄いです。

2024/02/24 (Sat) 20:13
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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