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雑草の言葉

.マムシ/スッポン/ダニのように

2007/09/05
公共工事 5
 大規模林道に限らず、無駄な公共工事を止める運動は、相手が国や地方自治体です。
 先日の大規模林道問題全国ネットワークには結構適当に参加したのですが、なかなか聞きごたえのある意見の方が多くて、結果として中身の濃い集会でした。その中でも、
国や地方自治体相手に公共事業を差し止める為の運動の、かなり共感出来る、興味深い心構えをご紹介させて戴きます。

 環境NGO 広島フィールドミュージアムの金井塚務氏の言葉です。彼は、広島県の細見谷渓畔林縦貫する緑資源機構の大規模林道の中止を求めて戦っている方です。
 先ず、はじめに、こう云う運動は、相手(国、地方自治体の役人達)から、嫌がられるくらいしつこくやると言ってました。彼の前に別の発表をされた二人の方が、それぞれマムシのように、スッポンのように、と言っていたので、自分はダニのように、嫌がられる存在になると言っていました。相手が国であろうと、デタラメな事をやっているわけですから、権力側の言う事を、既成事実として、素直に受け入れてはいけないとの事です。そして、あらゆる手段とチャンネルを使ってしつこくやるとの事です。そして、市民運動に持っていき、大規模林道工事反対派の議員を増やして対抗していくとの事です。
 滋賀県の嘉田由紀子知事みたいですね。
・・・壮大な計画でありますが、彼はそれを実行に移しています。実行力のある方です。

 そう、緑資源にしろ、林野庁にしろ、こう言う無意味な、税金の浪費で自然破壊でしかない大規模林道工事を立案計画する輩が、まともな集団である筈はありません。利権に群がるマフィアのようなものですから、言う事を鵜呑みにして信じていれば、大規模林道差し止めなんて出来ないでしょう。組織として腐っていますので、自浄作用を待つなんて具の骨頂でしょう。・・・・彼等の中には確かに良識的な方もいます。その人達による改革が、全く期待出来ない訳ではないとも思います。しかし、それでもトップのほうは腐り切っているので、彼等の論法で事を議論する必要はないし、彼等を納得させなくても、多数の国民を納得させて、世論の圧力を作るべきなのです。
 マフィアのような人達の土俵で、その人達の論理をまともに聞いて議論をしても仕方がないのです。そんな無茶苦茶な論理でなく、良識的な、一般の方が見ても、公正だと思える土俵に連れて来て議論すべきなのです。しつこいダニと嫌がられても。
 ほんの数分でしたが、大変面白い有意義なお話でした。

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Comments 5

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2007/09/08 (Sat) 00:25

かんちゃん

昔の公共工事?

カテゴリーからずれているかも知れませんが、先日次のような体験をしました。
私は現在ため池水利組合の役員をしていますが、ため池に上流ある別のため池から引き込んでいる水路が、落ち葉やゴミでたびたび詰まるので修理をすることになりました。といっても市役所に頼んで公共工事で行わず、役員5人で自力工事となりました。(公共工事でも地元負担金が20~50%かかります)
ところが、この水路というのが小高い山を400~500φの暗渠で抜けている代物。中に入るわけにも行かないので、詰まっていそうな場所を推測して上からユンボで掘ることにしました。
樹齢30年~80年のクヌギを5,6本切り払い、3メートルあまり掘り下げたところ古い土管が現れました。
詰まる原因は土管のつなぎ目から木の根が入っていることでした。
さてここで皆一様に驚き且つ不思議に思ったのは、この土管を昔の人はどうやって埋めたのかということです。
普通考えられるのは山をⅤ字に開削して土管を敷設しまた埋め戻すという方法。ですが、距離にして70m以上、深さ最大7m以上を開削すると言うのは人力では簡単ではありませんし、実際土管の周りに埋め戻しによる地層の変化は認められません。
となると、トンネル工法しかないわけです。
私は以前親父から別のため池の暗渠工事の話を聞いたことがありました。それは一人が松明かろうそくの明かりを頼りに鍬一本で穴を掘り進み、外にいるもう一人がロープに竹鋤簾(チリトリ)を結んだもので堀土を引き出すというものです。中腰でしかも闇の中での大変な作業です。閉所恐怖症の私にはゾッとさせられます。
おそらくこの暗渠も同じ工法で掘られ、開通後土管を一本ずつ入れては隙間を土でふさいでいったものと推測されます。
ものすごい人間力ですね。
昔の人の知恵と忍耐力に敬服、驚愕した一日でした。

2008/02/03 (Sun) 13:32

雑草Z

>昔の人の知恵と忍耐力に敬服・・・ですね

    かんちゃん さん
 
 あてはまるカテゴリーの記事を捜すのに苦労したでしょう?すみません。・・・

 この溜め池って、あの偉大な4代前のご先祖様が作られたものですよね?

 私は土木工事とかには疎いので、ちょっと想像出来ない部分もありましたが、2,3度コメントを読み直したら、かんちゃん氏のご丁寧な説明で、大体状況は掴めました。

コメントの主題とは違いますが

>役員5人で自力工事となりました。

って事も凄いと思いました。

>詰まっていそうな場所を推測して上からユンボで掘ることにしました。

ってだけで、脱帽です。詰まっていそうなところをどうやって推定なさったかも想像出来ません。

>実際土管の周りに埋め戻しによる地層の変化は認められません。

と言う かんちゃん氏の観察力も見事です。


しかし、お父様もため池の暗渠工事(「あんきょ」って言うんですね・・読みも意味も判らず、Yahoo!辞書で調べました。)にお詳しいなど、やはり、4代前のご先祖様の血が流れていますね。


>中腰でしかも闇の中での大変な作業

を穴の中では一人で行うと言う事ですか?!

>昔の公共工事?
偉大なり!!ですね。

>開通後土管を一本ずつ入れては隙間を土でふさいで

の隙間を塞ぐ為にまた土を穴に入れて、隙間の奥まで詰め込んでいたのでしょうか?随分根気の要る作業ですね。全て人力と言うのにも感服いたしました。
 そして、自然破壊もしない素晴らしい工法ですね。
 昔の日本人の緻密さと丁寧さ、忍耐強さ、自然に対する気配りが感じられます。
 欧米人だったら、山をⅤ字に開削するどころか、ダイナマイトで爆破したでしょうね。(笑)

 この工事もかんちゃん氏の4代前のご先祖様の指揮の下に行われた可能性は高いですね!?
 やはり、4代前のご主人様の記録映画を作りたいですね。

 このような血が流れている日本人は、現在よりももっともっと環境に配慮した工事が出来そうですね。日本人に希望が持てました。いいお話を聴かせて戴きました。有難う御座います。 
  

2008/02/03 (Sun) 14:57

かんちゃん

暗渠工事

役員5名のうち2名が土建会社勤めで、私も20代の頃土建会社で現場作業をしていた関係で手馴れたものです。(工事現場を通りがかったオバチャンに、あんたら半分業者じゃねと笑われました)

>この溜め池って、あの偉大な4代前のご先祖様が作られたものですよね?。
違います。私の住んでいる地域は昔から水の不便なところでたくさんのため池が作られています。また貴重な水を有効に利用するために、高低さを利用して上のため池からオーバーフローさせた水を順に下のため池に引き込むようにしているのです。今回詰まったのもこの水路なのです。
このあたりの知恵も昔の人はすばらしいと思います。

>詰まっていそうなところをどうやって推定なさったかも想像出来ません。

前々から詰まり気味だったので、ロープを入れていました。
ロープの途中に金具を取り付けて、詰まったときは前後に引っ張ってゴミを流していました。ですから抵抗が掛かった位置でロープに目印をつけておき、引き出して目印から金具までの距離を測ればほぼ位置が特定できます。もちろん方向は入口と出口の直線上になるわけです。

> 穴の中では一人で行うと言う事ですか?!

そうです。交代で人一人が這ってやっと通れるぐらいの穴を掘ったようです。

>このような血が流れている日本人は、現在よりももっともっと環境に配慮した工事が出来そうですね。

日本人だけではなく洋の東西を問わず昔の人は知恵と工夫でさまざまな土木工事をしています。
つまりは現代人の人間力が低下しているということだと思います。

2008/02/04 (Mon) 10:08

雑草Z

>現代人の人間力が低下・・なるほど!

    かんちゃん さん

 御返事有難う御座います。

な~るほどですね!!
私などユンボも操作した事ないし(いじってみたいですね。実は「ユンボ」もどんなものか定かではなくて、ネットで検索して確認しました。(笑)ユンボは、どなたかの持ち物だったのでしょうか?)そこにいても足手まといだったかも知れません。

 普通このような工事は10人いても20人いても素人には困難でしょう。セミプロが3人いた訳ですね?!!
 
>抵抗が掛かった位置でロープに目印をつけておき、引き出して目印から金具までの距離を測れば

なるほど、素晴らしいです。

>つまりは現代人の人間力が低下しているということだと思います。

この結論鋭いです。賛同いたします。本当にそうですね。機械などがなければ出来なくなってきた現代人は、人間力不足ですね。(私もそう言われない様にしたいものです。)やはり、普段から人力だけ使って色々作業しておくべきですね。このフレーズいつか使わせて戴くかも知れません。

2008/02/04 (Mon) 22:27
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト、「経済成長信仰」と「科学技術信仰」とによって、飛行船地球号は破裂して墜落を始めるのも時間の問題。
あくせく働いて破局に向かって突き進むくらいなら猫のようにその日暮らしをする方がよっぽどいいではないですか。脱成長によってゆったり暮らすことができる社会の実現を!
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