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雑草の言葉

買い換えは環境対策ではなく、経済対策

2007/10/17
ゴミ・廃棄物 6
「環境に優しい商品」・・・と云う言葉は好きではありません。うさん臭いものばかりで大抵信用出来ません。

 最近、エコ製品が世の中に溢れています。・・・それを最大のセールスポイントにしている製品も多々あります。・・・騙されないようにその見極めが大切ですが・・・しかし、現在使っている「環境にあまり優しくない製品」と言われている製品を廃棄してまで環境に「優しい製品を買うこと」が、本当に環境負荷が減ると鵜呑みにしてはいけません。

 例えば、石油と電気のハイブリッドカー。ハイブリッドカーは作る時に同じランクの普通のガソリン車より、CO2だけではなく、他の有害物質も多く排出します。作るときの環境負荷はハイブリッドカーの方が大きいのです。だから製造コストも高いのです。
 そして、買い替えて現在の車を廃車にするとスクラップが出ます。その環境負荷を考えずにメーカーは、ハイブリッド車への買い換えをエコだと言います。・現在使っている車が、非常に燃費が悪く、有毒ガスを撒き散らす車でもない限り、そのまま古い車を乗り続ける方がエコな場合が多いのです。「買い換えるのは勿体ない」の感覚は間違いでないのです。(でも、ハイブリッドカーを買う日本人のほとんどは、エコよりも、ガソリンが高くなったから、経済性で買うと車のセールスマンが言ってました・・・)

 省エネのテレビも冷蔵庫もパソコンもみんな同様でしょう・・・今使っている製品を廃棄してまで新しい製品を買うほうが環境負荷が優しいなんて事は、滅多にありません。・・・・こう言うと、データを示して、何年使えば、エコになる・・・という方もいるでしょうが、その何年を待てば、もっと省エネの製品が出るのです。そこまで待って、更にその時点での最高のエコ製品が元を取る年月限界まで古い商品を使って・・・と言うことを繰り返していけば、結局古い製品を使い続ける方がエコになるのです・・・って詭弁でしょうか?(笑)・・・廃棄物の環境負荷はかなりシビアーです。

なるべく買い替えずに一つの製品を大切に使い、修理しても使えなくなった時点で、新たに買うのならエコ製品!ってところが妥当でしょう。

 
 買い替えた方が環境に優しいと主張する事は、環境対策ではなく経済対策です。


 余談ですが今度ノーベル平和賞を受賞することになったアル・ゴアも、
「現在使っている様々な製品をエコな製品に買い替えましょう!」
などと、平気でプロパガンダしています。何年も環境を研究しているとは思えないほど軽薄なエコロジスト(?)に感じます。
 
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Comments 6

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おかっぱ頭

Repairの精神って大切ですね。

 何年も愛用した製品が故障した時、もう部品が無いからと言う理由で修理が出来ず、廃棄処分しなければならないって腹立たしいですね。「環境に優しい商品」と言う前に、「商品に優しい」メーカーになって欲しいと思います。それが結果、環境に優しい事に繋がるのではないでしょうか?
 まだまだ大量生産・大量消費・大量廃棄の悪循環がなされていると思います。

 ゴア氏の発言も相当政治やビジネスに結びついたものだと思います。今年1月に来日した際の経団連会館での講演内容は、
『 「危機」と言う文字には、<危険>という意味と<チャンス>という意味が含まれていると聞きました。温暖化対策はビジネスチャンスです! 』
 あまりにも明快過ぎますね。

2007/10/27 (Sat) 09:20

雑草z

そうですね!Repairって大切ですね。

 修理して使うという事、本当に大切ですね。自分の持ち物に愛着を持って、修理しながらいつまでも使うという事が、本当の「環境にやさしい」でしょう。
 自分のところで作った製品を「部品の在庫がない」という理由で修理してくれないメーカーって嫌ですね。部品の在庫がなくても工夫して修理するのが本当の職人、技術者でしょう。
 ドイツでは、製品のバリエーションを犠牲にしてまで修理には、ずっと応じてくれると聞きました。・・日本でもそんな良心的なメーカーもありますね・・。その前に、ドイツ製品は壊れにくいですね。

 私が書き落とした、『修理して使う』という事をフォローして下さり有難うございます。

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>『温暖化対策はビジネスチャンスです!』

 アル・ゴアだったら言いそうな言葉ですね。
「不都合な真実」は見るつもりはあまりありませんでしたが、最近DVDを貸してくれた人がいたので見てみましたが、環境問題をある程度かじったことがある人ならば、みんな知ってることばかりで、
「新しい真実」なんてない「使い古しの真実」って感じの「演出された映画」でした。


 でも、アメリカや日本の浪費しか知らない人々にとっては、いい教訓になるのでしょう。
 世界中にはもっと深い知識と洞察を持った本物の環境の指導者は沢山います。この程度の極めて政治的な人物がノーベル賞ですからね。
 でもまあ、「佐藤栄作と同じ、ノーベル平和賞」と考えれば納得ですかね!?
 


  
 

2007/10/28 (Sun) 10:04

かんちゃん

とにかく自分で修理

世の中、マイコン制御が電気製品を筆頭としてあらゆる製品に蔓延して利便性を追及したことが問題ですね。マイコン制御は素人には手出しできないブラックボックスです。修理ではなくその部分はごっそり取り替えです。こういったところが修理代を押し上げ新しく買った方がお徳ですという商売になっているのでしょうね。
僕はペレットストーブの販売を手がけており、今日もデモストレーションをしてきました。僕が買っているストーブは電気も使わず価格は189,000円ですが、高いもっと安くなるだろう、そうしないと売れはしないよといわれます。
でも僕はやんわりとこういいます。お父さん、例えばあのジャパネットタカタで40インチの液晶テレビを買っても20数万円はするでしょう。でもせいぜい10年でまた買い替えでしょう。ストーブは鉄の箱ですよ。20年でも30年でも持ちますよ。それでお部屋はあったかいですよ。どちらがお徳でしょうかね。お父さん、あなたがここへ乗ってきた4WDの軽トラック。新車で100万円ぐらいしますね。このストーブ4つは買えますね。どちらがお徳でしょう。
話しずれてしまいましたが、つまるところ人がだらしなくなっているということです。僕は百姓もしていますがほとんどの機械は部品をかつて来て自分で修理します。マイコン制御部分以外は(^^)。中古の部品取りもして手元に置いときます。いつか役に立つのです。だってメーカーの部品は10年が在庫期間ですから。
皆さん、ほとんどの機械は自分で直せますよ。すぐに買い換えるのはやめましょうね。

2007/10/28 (Sun) 21:43

雑草Z

私の「不都合な真実」

かんちゃんさま
おっしゃるとおり、マイコン制御ってのは、修理と言うよりも、大きな部品の交換って感じですね。非常に勿体無いですね。
 マイコン制御なんて付いているばっかりにかえって修理しにくいばかりか使いにくい製品も沢山あります。

 かんちゃんさんのペレットストーブの販売の誘い文句は上手いもんですね。やはり、『真実』があるからこそ、自信をもっておススメ出来る訳ですね!。
『真実』と言えば、おかっぱ頭さんのコメントを受けて、
『Repairの精神』の大切さ、修理こそエコだ!と言う事を書かせて戴きましたが、そこにはちょっとばかり私の『不都合な真実』が、ありました。・・それは、私は、修理不器用というか修理無精と言う事です。
 例えば、自転車で遠出するのは厭いませんが、タイヤがパンクしたときに、自分で修理した事がありません。自転車屋さんまで、引いて持っていきます。
 そして、たまに壊れたものを自分で修理するときも、結構大雑把で、安全に使えりゃいい!!って感じです。
 だからかんちゃん氏の

>ほとんどの機械は部品を買って来て自分で修理します。
 
と言うのは、素晴らしい事ですが、とても真似は出来ません。
物を捨てられない性格なので

>中古の部品取りもして手元に置いときます。

と言う事は、私もしますが、かんちゃん氏のように

>いつか役に立つのです。

とは結果的に言えません。ずっとそこにあるだけのものが結構あります。(笑)
 永久運動機関もアイディアだけノートに書き溜めて(記録は好きなもので・・)作ってみなかったのも私らしい無精です。(って、組み立ててみても動く筈ありませんが・・笑)


 と云うことで、永久機関と来れば
(話の繋がり、展開が強引ですね。)
かんちゃん氏の4代前のご先祖様のお話をもっとお聞きしたいものです・・・とても魅力のある人物です。 

2007/10/30 (Tue) 00:46

かんちゃん

お徳? お得ですよね(^^)``

誤字、ごめんなさい。

部品取りのことですが、確かにいつ使えるかわからないものもあり、時々処分もしています。
モーター類はとにかくとって置くようにしています。先日も農作業中に負荷のかけ過ぎでモーターを潰してしまいましたが(炎が上がり危うく火災になるところでした)、30年ぐらい前の他のメーカーのやつをなんとかくっつけて直しました。でも、この夏に草刈機を修理したのは部品が高くついて、危うく新品の値段になるところでした。

4代前のご先祖様ですが、あの後久しぶりに図面を引っ張り出してみましたが、驚いたのは一緒にあったため池の施工図と作業表?です。農閑期を利用して農家一軒あたりの作業量が詳細に書かれています。当然当時は土木機械なんかは無いわけですから、深い谷をダムを作るように人力で埋めていったのですね。今そのため池を下から見上げると先人たちの人間力のすごさにため息が出ます。

雑草様。僕が知っているのは爺様から聞いた話がすべてですし、残された資料で確認できるものは僅かです。

2007/10/30 (Tue) 06:13

雑草Z

人力の偉大さ

かんちゃんさま

 モーター類は、プラモデルやおもちゃ用の小さなものは、壊れたものから外して転用した事がありますが、おもちゃ以外の大きなモーターは扱った事がありません。古い他のメーカーのモーターを付けかえるかんちゃん氏は、器用ですね。メカ好きですか?。

>一緒にあったため池の施工図と作業表?です。農閑期を利用して農家一軒あたりの作業量が詳細に書かれています

 凄いものが残っていましたね。明治時代のものですよね?かんちゃん氏の家は、いわゆる『旧家』なわけですね。

>深い谷をダムを作るように人力で埋めていった

と言うのも素晴らしい話ですよね。その技術も大変だったと思います。『人力』はやはり偉大ですね。ご存知でしょうが、私は『人力』推進派です。

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考えて見ると、2代前の祖父母の事は少しは分かりますが、3代前の曽祖父など名前すらわかりませんし住んでいた場所すら行った事もありません(笑)まして、4代前の方の事など、何も知りません。かんちゃん氏の家は旧家である事もあったのでしょうが、4代前のご先祖様が、アイディアマンで、色々取り組み、村のための偉大な功績も残っているので、地域の人々の記憶に残っているのでしょうね。

 何かまた4代前のご先祖様のものが出てきたら是非教えてください。

2007/10/31 (Wed) 06:57
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト、「経済成長信仰」と「科学技術信仰」とによって、飛行船地球号は破裂して墜落を始めるのも時間の問題。
あくせく働いて破局に向かって突き進むくらいなら猫のようにその日暮らしをする方がよっぽどいいではないですか。脱成長によってゆったり暮らすことができる社会の実現を!
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