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雑草の言葉

パンドラの箱-3

2007/12/11
環境総論 0
人類が開けてしまったけれど、絶対に開けるべきでなかったパンドラの箱はなんだったのでしょう・・・???このブログでは、これまで2度ほど述べています。
 パンドラの箱1では、産業革命での石炭、石油などのいわゆる化石燃料。そして石油よりもずっと危険なパンドラの箱として、原子力をあげました。
 パンドラの箱2では、それらをもっと総括して地下資源としました。

 そして今回さらにもっと総括して、科学技術の進歩そのものをパンドラの箱としたいと思います。ロナルド・ライト氏の言うところの、『進歩の罠』は、科学技術の進歩によるところが多大です。
 科学技術の進歩は、短絡的な目先の目的遂行の為に開発されてきましたが、その弊害は後から分かって来ました。・・・本当は予期出来る事もかなり多かった筈ですが、短期的な目標達成ばかり追い求められ、その結果起こるであろう環境問題からは目を背けられてきました。便利な道具になると期待されて、事実便利な道具になった物が、人類の首を絞めて来ている例は枚挙にいとまがありません。合成洗剤、農薬、科学肥料、・・・ビニールだって、プラスチックだって、処理の問題に困っています。産業廃棄物は言わずもがな・・・です。
 現代の環境問題は、科学が解決するのが先か、破滅が先かの競争のように言われていますが、それは大間違いです。先ずは進歩を止めるのが先です。先端技術も含め色んな技術を封印すべきときなのかも知れません。・・・例えば、最低でも原子力は封印しなければなりません。・・・つまり、ある意味時代に逆行するわけです。

 かといって、全ての技術を封印して、原始時代に戻るのはしんどい・・・とすればどこまでの技術を封印するのが丁度いいか議論して、環境に優しいと言う技術は残して環境に悪影響の技術は封印・・・・ってそんなに上手くは行かないでしょう。そこまで人間がストイックに出来るならば、エデンの園のりんごの実を食べなかったでしょう。『進歩の罠』の言葉どおり、技術は前進のみの一方通行なのです。科学技術に限らず進歩は中毒性のある相当に強い麻薬です。だから進歩の罠の本当の恐怖を人類全体で体験しなければその中毒からは逃れられないかも知れません.・・・その恐怖とは、封印出来なかった科学技術による進歩の罠・・・地球規模の大きな環境カタストロフィーでしょう。

 そのカタストロフィーで全滅するか、地上の人類のどのくらいかが生き延びて、愚かな失敗を繰り返さずに持続可能な社会を築けるか?またまた同じ過ちを繰り返すのか? 

 科学技術によらず、『進歩』と言う概念の危険性は、ほど良いところで止まらずに、どこまで行ってもさらに上を望み、破綻するまで暴走する本質を内包している点でしょう。
     
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☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト、「経済成長信仰」と「科学技術信仰」とによって、飛行船地球号は破裂して墜落を始めるのも時間の問題。
あくせく働いて破局に向かって突き進むくらいなら猫のようにその日暮らしをする方がよっぽどいいではないですか。脱成長によってゆったり暮らすことができる社会の実現を!
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