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雑草の言葉

人類はこれまで上手くやって来たと言う楽観

2008/06/13
Economic Fascism 2
 最近、CO2温室効果ガス削減の方法など、世の中であまりにギャグ効果(ギャグのような逆効果)な環境対策がなされている。TVや新聞などのマスコミの環境キャンペーンの多くのなんと低レベルな事。それに便乗して、またはその反動のため、環境問題など大した事がないと言う風潮や本まで沢山出ている。
 確かに環境問題は、地球の未来と言う複雑系カオスを取り扱っているから、単純ではないだろうけれど、もう既に限界を超えたと考えられているエコロジカル・フットプリントの観点からも、これ以上の開発、経済成長、人口増加は、無理であるのは明らかである。それどころか現在の経済、人口、開発された土地も減らさなければ、人類社会は持続可能ではない。

 さて、現在の環境問題軽視、経済重視の風潮は、世界中の産業界、経済界と結びついた世界中の政府の政策だったのだけれど、それで大丈夫・・なんて根拠はある筈がない。ただ今まで・・少しの間・・続いてきた
「これまで人類は自然を開発して、経済成長しながら上手くやって来た」・・・と言う、楽観主義であろう。産業革命以降と考えれば、たったの2~300年の事。生物の中でも歴史の極めて浅い人類の歴史の中でも、ほんのごく最近の事。人類の著しい開発、経済、進歩の歴史は、まだ、始まっただけで、これだけ問題噴出している。

 実際はこの2~300年の間に地球環境はずたずたにされてきたし、多くの犠牲を出してきた。・・その犠牲が、先住民であったり労働者や地域の住民で、企業のトップのほうではなかっただけの事。全然上手くなんてやってきていない。
 地球という容器の中の使えるものを浪費してシャーレの中のバクテリアのように、いっぱいいっぱいに増えて来ただけの事。人類社会の理性なんか働いていない。

 環境のキャパを超えて、滅んでしまった文明、砂漠化してしまった都市なんて枚挙に暇がない。
現在の環境問題はグローバル化させて、先送りしてきただけ。先送りしただけ環境問題は大きく大きく膨らんできた。来るべき破局は地球規模・・・。

 私も楽観主義は沢山持っているけれど、これまで人類は上手くやってきたから、これからも開発して、経済成長して人口が増えても大丈夫・・・と言う現状無視の本当に愚かな楽観主義には辟易だ・・・そんな事言ってる間に人類が滅んだのでは笑えない。 
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Comments 2

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nao

かなり大きな地震だったようですね。余震にお気をつけ下さい。

2008/06/14 (Sat) 13:52

雑草Z

無理に開発した場所に被害は大きいみたいですね。

 いえ、揺れていた時間は長く感じましたが、福島県会津地方は、震度4程度で、特に被害はありませんでした。
 私が子供のころ生活していた岩手県一関市辺りが震源のようで、被害も大きかったみたいですが、田舎で人口密集地でもないので、思いのほか被害は少ないのではないでしょうか? 
 被害の場所は、無理に山の中に道を作った場所や、人工林の場所だったような感じです。開発した場所って自然災害に弱いのではないでしょうか?未開の原始時代とかは、建物の下敷きになって死んだりする事も少なかったのではないでしょうか?中国の地震災害の大きさを見ると、つくずく人災って感じがします。

2008/06/14 (Sat) 22:48
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト、「経済成長信仰」と「科学技術信仰」とによって、飛行船地球号は破裂して墜落を始めるのも時間の問題。
あくせく働いて破局に向かって突き進むくらいなら猫のようにその日暮らしをする方がよっぽどいいではないですか。脱成長によってゆったり暮らすことができる社会の実現を!
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