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ロックダウンからローカル化へ

 コロナウイルス感染拡大を防ぐ為に地域の封鎖[Lock down] を行う国・都市が増えています。中国・武漢から始まり、イタリア、スペイン、フランス、イギリス、アメリカ・・・の一部の都市で、都市封鎖が行われています。日本、東京は遅れをとっていると言えましょう。

 都市は、食料もエネルギーも自給自足が出来ませんから、ロックダウンを長く続けることは危険です。しかし、地域の閉鎖は、持続可能な社会を目指すのなら、非常に有効な手段となりましょう。交通網が発達し、気軽に外国に行ける時代になりましたが、必要のない海外旅行がかなり増えています。そもそもインターネットが発達した現在、情報・意見交換は言うに及ばず、ビジネスも(観光でさえ)、実際に人が移動しなくても行える様になりました。エネルギーを浪費し、環境を汚染してまで人や物が移動するのはおかしなことです。遠くの地域と貿易をすれば、運搬のためのエネルギーが沢山必要になります。グローバル化は環境破壊を促進し、石油等の再生不可能なエネルギーの枯渇を早め、環境を破壊、汚染します。

 今日、世界の多くの地域で、グローバル化の弊害が出ています。グローバル化によって、巨大多国籍企業の力が強くなり、色々な国の政府よりも力を持ち出して理不尽な行為を行う様になりました。その為、反グローバリズム運動も大きくなっています。

 今こそ世界中の多くの地域で、閉鎖してもやっていける地域に変貌を遂げる時期でしょう。地球全体では当然のことながら、ある程度小さな地域で、食料・エネルギーの自給自足、工業製品の自給自足、廃棄物の地域内処理・・・を行える様にするのです。グローバル化によって目眩しされていた問題の先送り、肥大化にも気付くはずです。

 地域の閉鎖が21世紀中で起こるであろう複合的大崩壊の被害を出来るだけ小さく抑える非常に有効な方策と言えましょう。破局へと突き進んでいる現代社会では、グローバル化よりもローカル化が大切なのです。

早くロックダウンを解除することばかりを考えずに、ロックダウンしても大丈夫な地域づくりが大切です。

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Comments 10

guyver1092

 人の移動の必要性はひとまず置いておいて、グローバル化を行うには、広域での物流の拡大が必然という点について考えてみます。グローバル化では、産地間で競争を行い、より優れた生産方式を作り出した産地が市場を支配することになっています。その結果、必然的に規模の大きい産地が優勢になり、寡占化が進みました。結果として、産地と消費地の距離が遠くなってしまいました。
 現在の新型コロナウイルス禍は、消費地は産地と切り離されるという、グローバル化の弱点を浮き彫りにしたようです。
 さて、日本では国民保護法という国民を危機から守るための法律を作りましたが、今回の危機に対してはこの法律は無力ですね。まあ、トリガーハッピーが作った法律ではこの結果も当然でしょうね。真の危機に対応できる国民保護法が必要ですね。
 このコロナウイルス禍から国民を保護するためには、おっしゃるようにグローバル化を採用せず、ローカル化を進めることが最善でしょうね。これは、食料安保(現在の対策は国産と言いつつ生産のための資源を外国に頼っているものが多いようでごまかし臭がぷんぷんしますが)にも通じることでしょうし。

  • 2020/04/01 (Wed) 22:36
  • REPLY
☘雑草Z☘
☘雑草Z☘
Re: タイトルなし

guyver1092さん
 いつもながら、往年の様に的確で参考になるコメント有りがとうございます。

>  日本では国民保護法という国民を危機から守るための法律を作りましたが、今回の危機に対してはこの法律は無力ですね。まあ、トリガーハッピーが作った法律ではこの結果も当然でしょうね。真の危機に対応できる国民保護法が必要ですね。

”トリガーハッピー”と言う言葉は初めて目にしましたが、今回の日本の政府の対応を言い得て妙な表現ですね。ドイツの様にうまく対処出来てませんね。首相の姿勢の違いに浮き彫りですね。・・・てか、首相で比べれば、日本が間抜け過ぎて恥ずかしい限りです。

>食料安保(現在の対策は国産と言いつつ生産のための資源を外国に頼っているものが多いようでごまかし臭がぷんぷんしますが)にも通じることでしょうし。

全くその通りです。日本の食料安保ほど酷い国はなかなか見付かりません。

>  人の移動の必要性はひとまず置いておいて、

人の移動の必要性に関してはどの様にお考えでしょうか?

guyver1092
人の移動について

 トリガーハッピー。本来の意味が転じて一般化した意味から更に転じて戦争することに幸せを感じる指導者として表現しましたが、楽しんでもらって何よりです。国民保護法は戦争時のための法律ですから、戦時法とでも名前を変えるべきですね。
 さて、人の移動についてですが、人類は石器時代からかなりの広範囲で交易を行っていたそうです。当然、人の移動も同じ範囲であったのでしょう。この交易については、槌田氏の生態系を豊かにする物の移動と、損なう移動という議論が参考になると考えまず。私は生態系を豊かにする移動は進めるべきと考えます。
 その上で現代の交易、旅行を考えると、生態系を豊かにしている要素は思いつきません。交易については、輸出元については表土流出による生態系の貧困化、輸入国である日本は、過栄養による環境汚染の発生により、どちらもろくなことになっていませんね。旅行については以前議論した、自然の揺らぎによる食料資源の増減に対応する為の、人口を凶作時に合わせておき、豊作時の余剰生産物の消費としての贅沢の範囲ならかえって行うべきではないかと考えます。

  • 2020/04/04 (Sat) 20:47
  • REPLY
☘雑草Z☘
☘雑草Z☘
Re: 人の移動について

>  トリガーハッピー。本来の意味が転じて一般化した意味から更に転じて戦争することに幸せを感じる指導者として表現

なるほど、ちょっと読み違ってましたがいつもながら上手い表現で脱帽です。

>国民保護法は戦争時のための法律ですから、戦時法とでも名前を変えるべきですね。

特に現政権には使わせてはなりませんね。それこそ戦前に逆戻りです。

> 交易については、槌田氏の生態系を豊かにする物の移動と、損なう移動という議論が参考になると考えまず。私は生態系を豊かにする移動は進めるべきと考えます。

 確かそんな議論ありましたね。読んだ記憶ありますが、どの本に載っていたでしょうか?何せ以前、槌田敦さんの本は手に入るのもはかたっぱしから入手して読んできたのでどの本か混同してしまいます。<「地球生態系」で暮らそう> ですか?

> 交易については、輸出元については表土流出による生態系の貧困化、輸入国である日本は、過栄養による環境汚染の発生により、どちらもろくなことになっていませんね。

全くその通りです。長い目で見れば、生態系を破壊している事になりましょう。

>旅行については以前議論した、自然の揺らぎによる食料資源の増減に対応する為の、人口を凶作時に合わせておき、豊作時の余剰生産物の消費としての贅沢の範囲ならかえって行うべきではないかと考えます。

これはとても重要でいいアイディアです。

>人口を凶作時に合わせておき、

って発想は現政府には皆無ですね。コロナパンデミック騒動が長引けば、ロックダウンで食料の偏在も起こるでしょう。それを含めて、食料自給率が極端に低い日本では、食料危機さえ起こりかねません。

guyver1092
Re: Re: 人の移動について

>確かそんな議論ありましたね。読んだ記憶ありますが、どの本に載っていたでしょうか?

多分新しめの本にはすべて載っているのではないでしょうか。取敢えず、「弱者のための「エントロピー経済学」入門」にも載っていましたし、「新石油文明論 砂漠化と寒冷化で終るのか」を確認しましたが、二冊とも載っていました。

>食料危機さえ起こりかねません。

ヨーロッパでは、出稼ぎ農民を受け入れられなくなって(入国制限)、今年の作付けに支障をきたすとの記事を読みました。また、いくつかの国が農産物の輸出規制を始めたとの記事を見つけました。
https://www.agrinews.co.jp/p50452.html
 今後のコロナウイルスの影響によっては、可能性が高くなるでしょうね。

  • 2020/04/05 (Sun) 20:02
  • REPLY
☘雑草Z☘
☘雑草Z☘
Re: Re: Re: 人の移動について

> 多分新しめの本にはすべて載っているのではないでしょうか。取敢えず、「弱者のための「エントロピー経済学」入門」にも載っていましたし、「新石油文明論 砂漠化と寒冷化で終るのか」を確認しましたが、二冊とも載っていました。

どちらも読み込んだ記憶のある本ですが、主張は覚えていても具体的内容は忘れている部分が多いのでまた読み返そうと思います。

> 交易については、槌田氏の生態系を豊かにする物の移動と、損なう移動という議論

も概要はわかりますし、2冊の本の概要箇所と思われる内容も思い出しましたが、そのものズバリの文言が載ってるわけではありませんね?
「生態系を豊かにする物の移動と、損なう移動という議論」と言うタイトルはいいですね!
> ヨーロッパでは、出稼ぎ農民を受け入れられなくなって(入国制限)、今年の作付けに支障をきたすとの記事を読みました。また、いくつかの国が農産物の輸出規制を始めたとの記事を見つけました。
> https://www.agrinews.co.jp/p50452.html

非常に参考になる情報有り難うございます。これはかなり役に立ちそうです。

>  今後のコロナウイルスの影響によっては、可能性が高くなるでしょうね。

21世紀の大崩壊の一部が始まったのでしょうか?これからも文明崩壊の色んな事件が次々起こりましょうが、パンデミックがきっかけになるのは予想外です。

  • 2020/04/06 (Mon) 16:16
  • REPLY
guyver1092
Re:21世紀の大崩壊

 輸出規制よりも重大と思われるのが、ツマジロクサヨトウの食害が複数の国に亘っていることと、

https://news.nifty.com/article/world/china/12241-591015/

砂漠飛バッタがやはり複数の国で食害を起こしていることです。

https://sstland.jp/1326/

 経済的に余裕のある年ならともかく、新型コロナウイルスのための不況と重なると、世界恐慌もあり得るかもしれませんね。

  • 2020/04/06 (Mon) 20:58
  • REPLY
☘雑草Z☘
☘雑草Z☘
Re: Re:21世紀の大崩壊

guyver1092さんは、私が欲しいような情報を見つけるのが上手いですね。
バッタもヨトウ虫も2種とも中国に向かっているのが不気味なところです。

ヨトウ虫は、私の庭の家庭菜園でも以前見つかってましたが、ここまで酷い害虫になるとは思いませんでした。凄い繁殖力です。元々北アメリカ原産のツマジロクサヨトウが中国で発生が確認されたのが昨年だと言います。そう言えば、コロナウイルスも中国ではなく米国が発生地であると言う有力な情報もある様です。

https://kamogawakosuke.info/2020/03/27/no-1283-新型コロナウイルスの起源/

>  経済的に余裕のある年ならともかく、新型コロナウイルスのための不況と重なると、世界恐慌もあり得るかもしれませんね。

リーマン危機が百年に一度の経済危機だなんて言われますが、今回に限らずもっと酷い経済危機が21世紀に訪れるでしょう。資本主義は自己矛盾を持って破局に向かって進んでいますので・・・これも過去記事で書いています。
私は、21世期は、崩壊の世紀と位置付けています。休む前のここのブログの記事でも何度か示唆してます。

https://paradigmshiftaftercollapse21.com

ただ、その原因は、人為的、人工的なものだと考えて居ましたが、今は生物がその原因になりそうですね。(ウイルスは生物とは呼べないかもしれませんが・・・)まあ、コロナも guyver1092 さんが今回下さった情報の2種の生物も人間が作り出したと言えなくもありませんね。

guyver1092
Re:Re:Re:21世紀の大崩壊

新型コロナウイルスについて、人為的なものではないとの見解もあるようです。

https://gigazine.net/news/20200219-engineered-coronavirus-rumours/

どの情報も鵜呑みにしないほうが良いかもしれません。当然私の見つけたものもです。

 ツマジロクサヨトウは、季節風に乗って移動しているとの見解も見つけました。

https://natsudo.com/2019/07/04/tumazirokusayotou/

 資本主義システムが限界に近づいている現在、バイオハザードが世界崩壊のきっかけになる可能性も十分ありますね。

  • 2020/04/07 (Tue) 21:07
  • REPLY
☘雑草Z☘
☘雑草Z☘
Re: Re:Re:Re:21世紀の大崩壊

>  資本主義システムが限界に近づいている現在、バイオハザードが世界崩壊のきっかけになる可能性も十分ありますね。

バイオハザードよりも他の原因の可能性が高いと考えて居ました。一番は化学物質・・・特にプラスチックですね・・・この事については改めて記事にします。
しかし、自動車も飛行機も無く、ある程度『陸の孤島』状態だった昔の大河文明のように、世界全体に広がらない文明崩壊と違い、現代は、人の交流も含め、かなり繋がっていますから(殆ど必要のない『繋がり」ですが・・・)バイオハザードによる世界の大崩壊の可能性も高くなってきましたね。目先まで迫っているようで、予断を許さない状況です。