雑草の言葉

これが試算です、近藤さん

2021/11/29
CO2 12
 前回の記事【そりゃないよ、近藤さん】の続きです。近藤邦明氏の【等比級数理論】と【炭素循環モデル】の間違いを指摘した部分に関して、その間違いを正した試算を示します。そしてその結果を近藤邦明氏の『等比級数理論』【CO2循環モデル』と比較します。
炭素循環図

 近藤氏の『等比級数理論』では、毎年一定の人為的CO2の放出があるとして、その3.33年分(数年分)未満しか人為的CO2起源ではないと言うことでした。それは、大気中に放出されてから、海等に一度も溶けることなく大気中に留まっていたCO2分子の量である事を前回示しました。ここまでは近藤氏の見解も変わらないでしょう。
 しかしその後の部分がおかしいと私は指摘いたしました。 近藤氏の『等比級数モデル』では、一度海に溶けて吸収されたCO2は、もう人的CO2ではないという前提でしたので、「産業革命以来増え続けた大気中のCO2の量のうち3.33年分だけは人為的CO2起源だとしても、それ以上の増えた部分は他にまだ解明されていない原因がある」が近藤氏の結論でした。私はそれをCO2ロンダリングと言って批判しました。だからCO2ロンダリングの無い、すなわち海に溶けても、人為的起源で排出されたCO2はまだ残っている部分があるとして、試算して近藤氏の『等比級数理論』と比較します。
 結論から言いますと、人為的CO2が毎年放出されれば、それなりに大気中の人為的CO2は増えていく・・・と言う、極めて普通の理性的結果となります。そして、毎年大気中に放出されるCO2の量だけで大気中のCO2の量はほぼ決まり、毎年大気中から海などに吸収されて出ていくCO2の割合 r の値にはほとんど影響されない事になります。なぜなら、大気中のCO2の量は大気と海(の表層)のCO2の平衡で決まるので、大気から海に吸収されるCO2が多ければ、その逆に海から大気に出るCO2も多くなるからです。
 では、炭素循環の模式図を用いて試算を示します。図は炭素循環の模式図ですが、
 分子量 C:CO2=12:44 で一定 ですので、Cの質量で論じても量的比に影響は無いでしょう。(CO2のCの部分という意味で、炭素C単体や有機物中のCは考慮しません。)
 前提条件として、大気と海とのCO2の平衡を考える場合の「海」は、海洋の表層とします。そして毎年海に溶けたCO2分子(炭酸)がどれだけ光合成などで、有機物の中に固定されたり下降海流に溶けて中・深層まで沈み込み、大気と海洋(の表層)のCO2の平衡に関与しなくなるかは分かりませんが、一応炭素循環の模式図よりその値を、海洋の表層と中層・深層間のやり取りの差の18(902+16+110-1010)とします。単位は億トン(=100Mt)です。
 この値は妥当でないかも知れませんが、その値が即座に海洋の表層に吸収されたCO2の100%にならない無い限り、近藤邦明氏の等比級数理論は破綻します。
 化石燃料からの放出分がいわゆる人的放出で64ですから、
 毎年、大気と海洋表層に合わせて 64ー18=46 だけ、化石燃料を燃やした人為的CO2が増えていくとします。(CO2のCの部分が46億tということで、CO2の質量はそれに 44/12 を掛けた値と言う事です。)

 では、この増えた人為的排出のCO2は、大気中と海洋表層にどのように配分されるかと考えれば、一応目安として、現在の、大気中と海洋表層のCO2の量の比が平衡状態と考るのが妥当でしょう。 だから 5970:9000≒2:3 と言うことにします。つまり約4割が大気中に、6割が海洋の表層に配分されると考えます。(ちょっと大気中の割合が多過ぎる感じですが、海洋の中層・深層まで考えればその値はまた違ったものになりましょう。)
 ・・・と、言う事で毎年大気中に人為的に放出されたCO2のおよそ4割、64×0.4×44/12≒94(億トン)が大気中に蓄えられていくと言う計算になります。
 断る必要性はあまり感じませんが、念の為、近藤邦明氏に彼が得意な「低レベル過ぎる言いがかり的反論」されないように言及します。この、毎年4割蓄積される人為的CO2とは、実際に放出された人為的CO2という意味ではなくて、人為的CO2が放出されなかった場合と比べてこれだけ多くの量のCO2が溜まるという意味です。
 ここでのいろいろな値の取り方によって、試算結果の値は大きく変わる事もあります。私が示した値が実際の値と近いとは言いません。 重要なことは、近藤氏の「等比級数理論」の示す、「毎年放出される人為的放出のCO2の3.33年分くらいしか大気中に溜まらない」と言うことは詭弁であり、人為的CO2の放出が続けば、毎年大気中にも蓄積されていくと言う事です。勿論、海に溶けたCO2は大気と海のCO2に関与しない海底に固定された炭素原子Cや有機物中の炭素原子C、海洋深層中のCO2になっていきますから、もっと長いスパン、例えば人為的放出のCO2の数十年分以上には増えないかもしれません。その辺りの数値はデータ不足で私には何とも言えません。
 言えることは、近藤氏の地球温暖化否定論の3本柱の一つ『産業革命以降の大気中CO2濃度上昇の主因は人為的に排出されたCO2量の増加とは無関係である。』は間違いであると言うことです。直感にも適います。


 以上

温暖化は憂うべき本p86


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Comments 12

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東京珈琲

どうしてそうなった?

僕は馬鹿で算数が苦手なので適切なコメント出来ませんが、この脳みそで弾き出した答えは、近年の大気中のCO2濃度増加は人為的なものだと思います!というかそれ以外何か考えられるものってあるのですか?ここ800年のグラフの1900年代からの異様な上がり方を見れば一目瞭然なのではないでしょうか。自然にはこのような上がり方はしないでしょう。
しかし近藤氏のここが間違ってるからと言って大した影響は無いと思います。まあ、雑草Z氏には同情いたしますしこちらの方が正しいと思いますが、どっちにしろCO2による温室効果は飽和しており考慮する必要は無いと考えます。むしろCO2濃度が増加して砂漠に緑が戻ったなんて話も聞きます。だからといってどんどん石油を燃やせとは言いませんが、CO2だけ見て他を疎かにしている今の政治経済が本当に愚かだと感じます。

2021/11/29 (Mon) 20:21
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: どうしてそうなった?

東京珈琲 さん コメントしにくい記事へのコメント有難うございます。

>近年の大気中のCO2濃度増加は人為的なものだと思います!というかそれ以外何か考えられるものってあるのですか?

という、直感は大切で、近藤邦明氏の「等比級数理論」はその直感に真っ向から対立する「とんでも」理論です。彼の言葉をお借りすれば、まさしく「頓珍漢」です。私も最初は直感で「人為的CO2が排出され続けているのに、大気中にも増え続けなければおかしい」と思って、近藤氏の無駄に長い「等比級数理論」を読んで、その間違いを確信しました。厳密に説明するためか、微分方程式まで持ち出して単純なことを小難しく説明しているだけだと思いました。そして「本質」の部分で間違っていれば世話ないです。

 なお、このことで私に同情しないでください。する必要は全くありません。私は記事にも書いたように近藤氏の「等比級数理論」が間違っているという確信があるからです。そもそも、東北大学の明日香壽川氏が近藤氏たちの「CO2温暖化否定論」を批判する記事を個人的に書いていたことに端を発します。そこまでは良いんですが、明日香氏たちは税金を使って東大から、名指しで「CO2懐疑論批判」という本を出版させて無料で配布しました。それは流石に酷い行為です。そんな中で近藤氏がHPで「等比級数理論」を発表したので、絶好の攻撃材料にされると思って単なる勘違いだろうから取り下げた方がいい旨をお伝えしたのです。その結果、記事のような展開になったのです。
 近藤氏は環境問題に関して、本質的ないい指摘をされていますが、あそこまで「とんでも理論」を言い張って、間違いを指摘すると、「言いがかり」と称して逆に言いがかりみたいな反論(ブーメラン・笑)をするので、信用できなくなりました。

>CO2による温室効果は飽和しており考慮する必要は無い

との事ですが、この温室効果のCO2の赤外線の熱吸収と言うのは、CO2分子の、赤外線の対する共鳴現象です。CO2が多ければ多いほど、CO2が吸収して放出した赤外線が次のCO2分子に吸収されるので、赤外線が宇宙に放出されるまでの温室効果は強まります。ただし、CO2の量に比例ではなくて、その量の対数に比例と考えられますので、その効果は頭打ちに近くなっていきます。もっともっとCO2が増えればおっしゃるように「飽和」に近い状態になるかも知れません。

 私の記事では、出来るだけ数式を用いずに直感に訴えるように説明した積もりですが、わかりずらかったらすみません。余計なことも書いて、冗長な説明になってしまったのかも知れません。東京珈琲さんは全然馬鹿だとは思いません。寧ろ非常に賢い方だと思っております。近藤氏の【CO2循環を理解するための数学的枠組み】などが見かけだけの中身の薄い虚仮威しなだけで、理解出来なくて当然です。(ちなみに「虚仮威し」と言う表現も近藤氏がCO2温暖化を主張する人を批判するときによく用いる言葉です。笑)

>CO2だけ見て他を疎かにしている今の政治経済が本当に愚か 

はその通りだと思います。

2021/11/30 (Tue) 06:00

東京珈琲

To ☘雑草Z☘さん

よく知らないですが、近藤氏も多くの批判を受け性格がネジ曲がり、批判全てが敵だと思い込み真実を追求する姿勢を忘れてしまったのではないでしょうか。視野狭窄ですね。

>>もっともっとCO2が増えればおっしゃるように「飽和」に近い状態になるかも知れません。

15μm付近の赤外線は大気中を1m進むだけで90%以上吸収されると実験で確定されているようです。つまり既にCO2が吸収出来る限界の濃度に到達しており、いくらCO2濃度が上がろうとこれ以上温室効果は得られないとなります。
これこそ算数を使って簡単に説明してもらいたいですし、この記事を読む限り雑草Z氏ならば可能だと思います。

ソースはYahoo知恵袋のベストアンサーのクロップサイエンスさんという人が貼り付けてる英語の記事です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10153746570

2021/11/30 (Tue) 09:22
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: To ☘雑草Z☘さん

東京珈琲 さん

 この件で近藤氏に最初にメールしたときは、批判するつもりなど無く、「基本的な勘違いをされてますので、『等比級数論』は取り下げた方がいいですよ。」くらいの感じでした。まさかご理解されないばかりか、「言いがかり」と言われるとは思いもしませんでした。

15μm付近の赤外線についてですが、英語のサイトを苦労して読む時間も余裕もないので、クロップサイエンスさんの言及に関して問題点を指摘します。算数(数学)を使う必要は全く無く、物理的(熱力学的)観点から指摘します。
①太陽光は次々に放射され、地面で反射されて、15μm付近の赤外線もどんどん新たに大気中に放射されますので、
>その波長では放射の系は閉じています。
はあり得ません。
②太陽から受けた熱エネルギーは全て宇宙空間に放射しなければ地球は熱死[Heat death]します。だから
>CO2の赤外線吸収波長の地球放射は10mよりも先に進めず、宇宙まで達して、放射冷却に関与することはできません。
も間違いだと思います。
①、②共に何らかの条件記述が抜けているのかも知れません。
クロップサイエンスさんの言っている事を正しいとして解釈するのならば,恐らく
15μm付近のCO2から赤外線が再放出されて地面で反射(再放出)されたときに波長が(長く)変わりますから、その波長の赤外線が宇宙まで達して熱を地球外に逃すと言うことが必要となります。その記述がクロップサイエンスさんのアンサーには見つけられませんでしたが、元の英文の論文には載っているかも知れません。その場合、CO2は間接的に温暖化に関与している事になりますが、「CO2による温室効果は飽和している」とも言えるかも知れません。

余談ですが、ご紹介の記事に

>わずか1mの長さの空気柱で、低圧低温として行われた実験によるもので、

と言う部分があって懐かしくなりました。10年ほど前に東北大学の明日香壽川氏にとあるところでお会いしたときに、彼に
『CO2で地球が温暖化すると言うのならば、大きな空気柱を数本用いてその中のCO 2の濃度を変えて『温室効果』の実験をして実証されたらどうですか?」
と言いました。「姑息な方法で否定論者を攻撃してないで」・・・と言うニュアンスででです。そのとき空気中の高さは数十mを想定していました。
>わずか1mの長さの空気柱
はさすがに短すぎると思います。(笑)そんな長さで大丈夫なのでしょうか?

さっさとそんな実験をすればいいと思いますが、実験は恐らく失敗するでしょう。何故かと言えば、CO2温暖化論では、ストレートなCO2の温室効果ではなく、間に色んな因果関係を必要とするからです。「風が吹くと桶屋が儲かる」みたいな過程です(笑)

2021/11/30 (Tue) 13:03

名乗らず

やっと理解できた(と思います)

 等比級数理論の、「つまり何年もの長い間人為的CO2を放出し続けても、最大でも3.33年分未満しか大気中に留まらないことになります」という部分は、「地表の二酸化炭素吸収力は、人為的に二酸化炭素を放出しても、その分だけいくらでも増え続ける」ということになりますが、なぜ、二酸化炭素放出が増えるという原因で、二酸化炭素吸収も増えるという因果関係が理解できず、どうにも気持ち悪くて、次の記事にコメントする気が起きず、ずっと考えていました。
 考えて分かったことは、「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」の2で説明している二酸化炭素の吸収と放出の部分は、人為的な放出のない定常状態の説明と理解しました。
 ある年に2000億トンの二酸化炭素が放出され、同量の二酸化炭素が吸収されている平衡状態の場合には、その年に吸収された二酸化炭素の内訳は、70%の1400億トンはその年に放出されたもので、21%の420億トンは去年放出されたもの、6.3%の138.6億トンは2年前、1.89%は3年前、0.81%は4年前であり、放出分の内訳も今年が70%、来年が21%、再来年が6.3%、3年後が1.89%、4年後が0.81%に吸収されるとの意味と理解しました。
 そして3の部分も、人為的に二酸化炭素が放出されてもこの枠組みが変わるとは考えられないので、人為的に放出された二酸化炭素も、4年ほどで吸収され、大気中二酸化炭素の濃度は変わらないとの主張と理解しました。
 「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」では、私の冒頭の疑問の回答はありませんでした。仕方がないので、自分で回答を考えてみました。「大気中の二酸化炭素濃度が増えれば増えるほど(二酸化炭素の分圧が増えれば)地表の水に溶ける二酸化炭素の量も増える」です。しかし、これは物理法則に反すると考えます。わかりやすいように、大気中に二千億トンの二酸化炭素が含まれ、同じく地表の水にも二千億トンの二酸化炭素が溶けている状態で平衡状態であると仮定します。要は一対一で平衡になるという今です。この状態で二百億トンの二酸化炭素が人間の手により大気中に放出されたと仮定すると、平衡状態は大気中も水中も一対一の二千百億トンずつになると考えます。大気の総量は変わらないので、二酸化炭素濃度は増えるというのが正解でしょう。
 

2022/02/16 (Wed) 21:07
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: やっと理解できた(と思います)

「名乗らず」になっていますが、guyver1092さんでしょうか?
>なぜ、二酸化炭素放出が増えるという原因で、二酸化炭素吸収も増えるという因果関係が理解できず、どうにも気持ち悪くて、次の記事にコメントする気が起きず、ずっと考えていました。

それは完全に間違った破綻した理論だから、理解出来なくて当然です。逆に理解出来たら、おかしいですよ。
近藤邦明氏の炭素循環モデル(ポンプを模した平面的な図・・・当方の記事の【近藤氏に物申したら・・ 】https://zassou322006.blog.fc2.com/blog-entry-945.html
若しくは、近藤邦明氏のHPの 【No.736(2012/04/02)CO2循環モデルに対する頓珍漢な批判】https://www.env01.net/fromadmin/contents/2012/2012_03.html#n736   の図を見ればわかりますが、化石燃料を燃やして大気中に放出されたCO2と、化石燃料の中の固定された炭素原子Cを共に「個体・液体中に固定された炭素」として等しい振る舞いをするとして扱ってますので、こんなおかしな理論になるのでしょう。そこが根本的な間違いです。

>私の冒頭の疑問の回答

はこの「循環しない化石燃料の中の炭素原子Cと燃焼して大気中に放出されたCO2分子も水に溶けた時点で同じ振る舞いをする」と言うトンデモ扱いをしているから出てくる間違った結論でしょう。

「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」の2、3の部分に関するご理解の通りだと思います。
>要は一対一で平衡になるという
と、仮定すると、燃焼して大気中に放出された人為的CO2の半分は大気中に増えますね。おっしゃる通りです。この記事の本文の私の仮定では、大気中と海洋表層のCO2の量の比 5970:9000≒2:3 としているので、人為放出の40%が大気中に増えると言う試算です。どっちにしろ、人為放出されたCO2の3.33年分しか増えないと言うのは、頓珍漢なトンデモ理論でしょう。
このような勘違いはよくあることだと思いますが、そのうちに気がつくはずです。それが十年以上気が付かないのはおかしいです。知ってて押し通しているのかも知れません。どっちにしてもこの近藤邦明氏の「等比級数理論」は、破綻した理論です。

「解題CO2循環を理解するための数学的枠組み」は本当に分かりにくい内容です。「解読」されてお疲れ様でした。その内容を理解すると、薄っぺらな間違った内容で、脱力でしょう?その間違いを指摘して取り下げた方がいい旨を連絡したら、近藤邦明氏は前の記事に書いたようにその指摘を「頓珍漢」と言って馬鹿にしきって晒したのです。

2022/02/16 (Wed) 23:07

guyver1092

やっと理解できた(と思います)の訂正

「大気中の二酸化炭素濃度が増えれば増えるほど(二酸化炭素の分圧が増えれば)地表の水に溶ける二酸化炭素の量も増える」の部分、ちょっと変ですね。「大気中の二酸化炭素濃度がどれだけ増えても(二酸化炭素の分圧が増えても)地表の水はその分を全て吸収する」のほうが近藤邦明氏の主張的に正しいと思います。

 近藤邦明氏の主張の根幹は、未来予測の手法の一つの「現在の方向の延長が未来のカタチである」という直線的な予測手法を思わせるものですね。

2022/02/17 (Thu) 22:02
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: やっと理解できた(と思います)の訂正

>「大気中の二酸化炭素濃度がどれだけ増えても(二酸化炭素の分圧が増えても)地表の水はその分を全て吸収する」のほうが近藤邦明氏の主張的に正しいと思います。

そうですね。それでしっくりきます。何故そんなおかしなことを近藤邦明氏は主張するのかが、彼の記事
【CO2循環モデルに対する頓珍漢な批判】https://www.env01.net/fromadmin/contents/2012/2012_03.html#n736
を読んでわかりました。先のお返事にも書きました通り、彼には「大気中と海洋中の二酸化炭素の濃度の平衡」という考え方が出来ず、『元々地中や海洋中に埋蔵されていた化石燃料の分子に固定されていた炭素原子が、燃焼されてCO2の形で大気中に放出されたのは、地中にあった(大気中に無かった)炭素原子なので、大気中では平衡を破って「余分な分」であり、全て海洋中や地面に戻って、元の平衡状態を取り戻す』という無茶苦茶な発想をしているからだと思います。彼がそう考えていると思って【CO2循環モデルに対する頓珍漢な批判】を読めば、しっくりきます。

最後の
>近藤邦明氏の主張の根幹は、未来予測の手法の一つの「現在の方向の延長が未来のカタチである」という直線的な予測手法を思わせる

という部分がよく理解出来ませんでした。

2022/02/17 (Thu) 23:21

guyver1092

近藤邦明氏の主張

「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」の3に書かれていますが、定常状態に人為的二酸化炭素が追加されても、量的に微小であるので、現在の延長のやはり定常状態になるとの主張と理解しました。

2022/02/19 (Sat) 21:53
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 近藤邦明氏の主張

なるほど、そう言う解釈も出来ますね。それで近藤邦明氏が
>人為的二酸化炭素が追加されても、量的に微小である
と考える理由はなぜかと考えると、やはり彼の
>「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」
を読めばわかりますが、彼の等比級数理論によって、化石燃料を燃やして発生して大気中に初めて放出されたCO2が、一旦、海などに吸収されると、もうそれは人為由来のCO2とカウントしない、即ちCO2ロンダリングを行っているからでしょう。年間6.4Gtでも、50年、100年と経てばかなり膨大な量になります。しかし彼は、一旦海洋中に溶け出した人為由来のCO2は燃焼前の元の化石燃料中に固定された炭素原子と同じ状態としての扱いをしているのです。彼の「解題co2循環を理解するための数学的枠組み」はそう解釈しないと通じません。数学以前の問題なのですけどね。脱力的な論文です。

2022/02/20 (Sun) 23:07

guyver1092

風が吹けば桶屋が・・・・

 このシリーズのどこかで、雑草Zさんが書かれていましたが、深海等に沈まない限り、地表に吸収されたに盛ん架炭素は、必ず放出されるのが科学的結論ですね。前回も書きましたが、放出された二酸化炭素が海等に吸収されれば、大気と地表を循環する炭素の総量が増えることになり、増えた分だけ、循環する二酸化炭素も増加すると考えるのが自然ですね。

2022/02/21 (Mon) 20:46
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 風が吹けば桶屋が・・・・

はい、全くその通りです。普通に理性で考えて、ごく当たり前の事ですね。彼の「等比級数理論」は燃やされて大気中に放出されたCO2のうち、そのまま大気中に留まり続けるCO2の事だけを言っているに過ぎなく、正にCO2ロンダリングです。脱力的な「トンデモ理論」です。

2022/02/21 (Mon) 23:34
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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