雑草の言葉

最適な焚き付け

2022/04/05
一寸日常生活 10
 前記事【床が抜け落ちそうだったから・・】の続きです。
 物置ぐらいにしか使っていなかった母屋の応接室を改築して土間にして、薪ストーブを設置することは、12月初めにひとまず完成しました。長い冬季の間、週に1〜3回くらい薪ストーブを焚いていました。最初は燃え上がる前に消えたりして、マッチを何本か使いましたが、何度かやってるうちに要領を掴み、今では大抵マッチ1本で燃え上がらせる事ができます。紙などの焚き付けを松明のように使って、何箇所かに仕込んで置いた紙に火を放ち、小さな薪を十分に燃え上がらせてから、上に大きな薪を乗せればいいのです。焚き付けの紙としては、きれいに印刷されているものは、思いの外、有毒ガスがたくさん出てダメです。古いわらばん紙などが最適であることもわかりました。紙よりもかんなくずの方が更にいい事も確認できました。
薪ストーブ焚き始め
 焚き始めて間も無く勢いよく燃え出す薪ストーブ

 でも、我が家では、焚き付けは基本、紙(古紙)です。家には不用紙が、すごく沢山あるのです。当分不足しないと思います。亡くなった父の仕事は紙を沢山使う仕事でしたので、まだ未使用のものも含め、ノート、レポート用紙、ルーズリーフ・・・その他色々な用紙がごまんと残っています。父の部屋の戸棚の中には、私が子供の頃、父の誕生日にプレゼントしたキリン紙(この名称は間違いでしょうか?ネットに載っていません。「上質紙」というのでしょうか?)も、セピア色になって残っていました。プレゼントの必要など全く無かったのですが、父は喜んで受け取ってくれました。
 裏紙を雑記・計算用紙やメモに使った後は、資源ごみとして出していましたが、この冬からは焚き付けとして使っています。
 母の趣味の短歌の同人雑誌も、何十年分も溜まっています。そんな、もう殆ど見ない本が、本棚をいくつも占有しているのは勿体無い事です。地元の中学校の廃品回収にでも出す予定でした。既に一部出しました。短歌の本はカラー印刷ではなく、白黒印刷で、焚き付けに使えるかも知れませんが、やはり有毒ガスが出るんじゃないでしょうか?草稿の原稿用紙も沢山出て来ました。これは焚き付けにピッタリでしょう。
 父や母が昔書いた、濃いセピア色になってしまった文書類も沢山出て来て、なかなか捨てられませんでしたが、焚き付けに使おうと思ったら、何故か吹っ切れました。
薪ストーブセピア色の焚きつけ
  セピア色に染まった古い紙・・焚きつけ以外にも使い道はあった。

 そしたら、・・・・ふと、最高にいい焚き付けを思いつきました。それは・・・・
 自分が過去に書いたもの・・・日記等、今まで捨てずに取っておいたものです。これも薪ストーブで燃やして仕舞おうと思いつきました。燃やして仕舞うと晴れ晴れするかも?・・・・過去に戻ってやり直しは出来ませんが、燃やしてしまって、過去の悔恨の念や、恥ずかしい思い出も全部燃やしてしまえたらいいな・・・形だけ燃やしても過去は燃やして消えるものではありません。しかし、気持ちの切り替えになるやも知れません。これで目覚めも良くなるやも知れません。燃やす直前になれば、躊躇するやも知れません。焚き付けに使って燃やしてしまった後、どんな気持ちになるのでしょう?・・きっと後悔はしないでスッキリする・・と思っています。・・と言うか、大したことでは無いでしょう。きっかけが欲しかっただけかも知れません。燃やす時に、指先と心を心持ち火傷する程度でしょうか?でも、この事だけでも薪ストーブを設置して良かった・・・と思えそうです。思わぬ副効果を発見しました。

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Comments 10

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森の妖精アイ

杉ッ葉

記事の主旨から少しそれてしまうかもしれませんが、薪ストーブの焚きつけには杉の葉が最適です。
我が家の冬暖房(と結構な煮炊き)のストーブ、年中の風呂は間伐材の薪で賄いますが、新聞紙半枚と杉の葉一握りで着火させています。お近くにスギの樹林があれば、枯れ枝がしきりに落ちる冬から初夏までが杉ッ葉拾いのチャンスです。

2022/04/06 (Wed) 00:42
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 杉ッ葉

 薪ストーブの焚きつけも、有毒ガスが出ない事が大切ですね(そのことの記事も近々アップします。)。杉ッ葉は、有毒ガスも出ないし、かんな屑より長く燃えて、いいですね!いい情報有難うございます。
そう言えば、小学校2年生の頃、岩手県の田舎の小学校に転校したら、薪ストーブで、「スギっ葉当番」と言うものがありました。当番は、焚き付けの為の杉ッ葉を拾って持っていくのです。そうやって薪を燃やすのは楽しみでした。数年後、石油ストーブに切り替わったので、残念でした。セピア色の遠い記憶が蘇りました。有難うございます。
お風呂も薪とは素敵です!

2022/04/06 (Wed) 07:13

guyver1092

松葉(ご)

 父に聞いた話ですが、私の地方では、焚き付けには杉は使わず、松葉を使ったそうです。さらいを上手に使って集めると、太い丸太状にまとめられるので運ぶのには都合がよかったそうです。

2022/04/06 (Wed) 20:36
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 松葉(ご)

「松葉ご」と言う言葉は初めて聞きましたし、焚き付けに松葉を使ったということも意外な感じです。あんな細い針のような葉を・・。でも杉っ葉は使った事があるから意外では無いだけで、杉っ葉も松葉ごも似た様なものなのでしょうね?
>さらいを上手に使って集めると、太い丸太状にまとめられる
ってどの様な感じか想像がつきませんが、先人の知恵ですね!
家にも、自然に生えた大きくない松の木が1本ありますので、上手には集められそうにありませんが、次の冬に使ってみようと思います。松ぼっくりも焚き付けにいいかもです。

2022/04/07 (Thu) 06:19

粗朶

分福茶釜の湯を沸かすのに「そだをくべる」というのをありました。
「粗朶」なのですね。団塊の世代の老人にはわかりませんでした。
おじいさんが「柴刈り」に行って「焚き付け」も拾ってきたのでした。
ひと昔、焚き付けに使った新聞紙もダイオキシンが、、というのがわかりました。

2022/04/07 (Thu) 07:34
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 粗朶

さん 初のコメント有難う御座います。

分福茶釜は子供の頃、絵本とかでしか見た記憶しかありませんので、「そだをくべる」という一節は知りませんでした。
「粗朶」という漢字もなかなか読めませんね。初めて知りました。
「おじいさんは山に柴刈りに」って文言は、桃太郎とかでよく耳にしましたが、小枝の先の方の事であることは比較的最近知りました。
この「柴」は、肥料として、田畑にまいた様です。焚き付けにもなる様です。「柴」をよく干せば、焚き付けとしては最高かもしれませんね。

2022/04/07 (Thu) 19:43

セピア色の紙

お父さんのそばにはいつも「紙」があったから、お父さんの誕生日にお父さんの好きな「紙」をプレゼントされたのですね。とても喜んでくれたお父さん、紙はたくさん持っていたのに、、。
誠実なお父さんの幼い息子への愛情を感じてウルっとしてしまいました。
家庭の中の「紙を燃やすこと」
火を見つめながら、過去の大切に思える何かにゆっくりと出会うことがあるのかもしれませんね。

2022/04/10 (Sun) 19:40
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: セピア色の紙

さん  更なる郷愁を誘うコメントを頂き、恐縮です。

最初に父に誕生日のプレゼントを買った時の事は、何故かよく覚えています。
小学2年生の頃、岩手県の町の郊外の農村部に近いところに住んでいました。
その小さなお店「あべや」は家の近くにありました。
基本はお菓子や牛乳、ジュースを売っているお店でしたが、鉛筆やノートなどの文房具も売っていました。いわゆる田舎の「よろず屋」です。
紙を売っているか尋ねたら、真っ白い「キリン紙」を出してくれました。
1枚1円か2円でしたので、30枚買って、包まずにそのまま、受け取りました。
父に渡すと、大喜びではなく、ちょっとニコニコして受け取ってくれました。
他にプレゼントが思い浮かばず、その後2、3年はあべやの紙をプレゼントしていました。
それ以来、父に誕生日のプレゼントを渡した記憶はありません。
高校生くらいになると、逆にノートやルーズリーフが足りなくなると、父からもらっていました。
・・真っ白かった紙も思い出も、今はもう、すっかりセピア色になりました。

2022/04/10 (Sun) 22:54

guyver1092

松葉(ご)その2

 ひょっとして誤解させてしまったかもという気がしましたので、その2のコメントします。 松葉を集めるのを「ごかき」といいます。「ご」だけで、松葉を指します。方言なのでしょう。ちなみに、中学生になった時初めて知りましたが、腹が立つことを「ごがわく」と言います。

2022/04/11 (Mon) 21:41
☘雑草Z☘

☘雑草Z☘

Re: 松葉(ご)その2

 有難う御座います。仰るように「まつばご」だと誤解していたようです。
「ご」だけで松葉なのですね!?了解です。
この方言だけで、guyver1092さんが育った地方(三重県辺りでしたっけ?)の独特の文化を感じます。
「ごがわく」も独特な言い回しですね。語源は松葉がチクチク刺さる感じでしょうか?

 松葉の利用はあんまりしたことありませんが、松ぼっくりは、よく作物の鉢の土の上に置いていました。
土の乾燥防止にもなりますし、「種」ですので、栄養分を多く含み、朽ちれば堆肥になりそうです。
自分でやってるだけなのですが、他にも松ぼっくりを利用している人がいるかどうか聞いてみたいと思います。

2022/04/12 (Tue) 06:13
☘雑草Z☘
Admin: ☘雑草Z☘
無理に経済成長させようとするから無理に沢山働かなければなりません。あくせく働いて不要なものを生産して破局に向かっているのです。不要な経済や生産を縮小して、少ない労働時間で質素にゆったり暮らしましょうよ!「経済成長」はその定義からも明らかなように実態は「経済膨張」。20世紀に巨大化したカルト。
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