土産菓子の包装
〜部屋の被害状況はさておき・・・・いきなり話題を変えますが、
仙台銘菓の萩の月は、私の家族は誰も特に好きなわけではないのですが、私がお世話になって、畑をお借りしている有機無農薬農家で、萩の月が大好きな方がいるので、お土産に買って帰る事にしました。
私も仙台市に住んでいたこともあって、萩の月の簡易箱入りがある事を思い出し、地元老舗の藤崎デパート地下の売り場に行くと、しっかり簡易箱入りの萩の月も売っていました。どのくらい値段が違うのか比べてみたら、かなり違っていました。化粧箱代って高い事を再認識しました。
10個入りで比べると・・
化粧箱入りが 1850円(税込2000円)
に対し
簡易箱入りは 1540円(税込1633円)
です。

萩の月 簡易箱・・これで十二分・・・化粧箱は必要か?
簡易箱入りに比べて化粧箱入りは、約2割も高いのです。つまり、化粧箱入りで10個だけ買えるところを、簡易箱ならば12個買えることになります。(最近の相次ぐ食品の値上げて、萩の月も今月値上げしたようですが、化粧箱入りが2割高は同じです。)
よくある土産物の饅頭のように、萩の月は一つ一つビニール袋に入れられているのですが、さらに一つ一つ紙製の化粧箱に入っていて、それを一つに収める更に大きな紙の化粧箱に入っているのです。
簡易箱入りも、一つ一つビニール袋に入っているのは同じですが、一つ一つ化粧箱には入ってなくて、まとめて簡単な箱に入っているだけです。それで十二分でしょう。その簡易包装ですら、過剰包装だと感じます。化粧箱入りは『過過剰』包装と言うべきでしょう。差し当たって化粧箱は廃止して全て簡易包装にするべきです。一番の問題は、一つ一つ入れてあるビニール袋ですが、今回はその話は置いておきます。化粧箱は「紙」だと言っても、「化粧」されて色んな塗料がついていますから、燃やせば有毒ガスが出るでしょうし、再生紙を作るのにもコスト(資源)がかかり過ぎて逆効果でしょう。

萩の月 簡易箱の中・・1個1個を包むビニール袋は必要悪か?
駅などの土産物売り場のメインは化粧箱入りです。この過過剰包装は、萩の月に限ったことではなく、多くの土産物・贈答用のお菓子で一般的なことです。いや、土産物や贈答用でなくても、このような過過剰包装のお菓子は一般的になってしまっています。箱で高級感を出すという見掛け商法でしょう。過剰包装が問題になって既に何十年も経った筈ですが、改善どころか、ますます酷くなっているように思えます。
私は、自分の家で食べる場合は当然として、お土産として差し上げる場合でも、今回のように、できる限り袋持参で、簡易包装にしてもらいます。差し上げるときに、その旨もお伝えしています。
化粧箱の過過剰包装の方がよく売れるのは「簡易包装はお土産・贈答には向いていない」と、考える人が多くいるからでしょう。受け取った方も、簡易包装の品などをあげれば、軽く見られたと思う人もいるのでしょうか?意識が低過ぎます。下らない習慣と見栄、認識で、資源の無駄遣いとゴミが溜まって、資源も首も回らなくなって行くのです。
これには後日談があります。(次回に続く・・)
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